霧島“引退勧告”なんの!V戦線残った 豊昇龍撃破で3敗死守「最後は危なかった」

[ 2026年1月23日 04:45 ]

大相撲初場所12日目 ( 2026年1月22日    両国国技館 )

<初場所12日目>豊昇龍(右)を寄り切りで破る霧島(撮影・郡司 修)
Photo By スポニチ

 関脇・霧島が横綱・豊昇龍との3敗対決を寄り切りで制し、優勝戦線に生き残った。昨年秋場所を9敗して負け越し、師匠の音羽山親方(元横綱・鶴竜)からかけられた厳しい言葉に発奮。先場所に続く連続2桁勝利にも王手をかけた。2場所連続優勝を目指す新大関・安青錦は2敗対決で平幕・熱海富士を寄り切って10勝目を挙げ、単独トップに立った。3敗で霧島ら6人が続く。

 霧島は立ってすぐにもろ差しに成功。豊昇龍が右巻き替えにきたところを逃さず、前に出て一気に寄り切った。7秒7の速攻。「圧力負けをする前にたまたま2本入った。(豊昇龍から)投げにくるので慎重にいった。最後は危なかった」と振り返った。安青錦との1差を守り、23年九州場所以来3回目の優勝へ、生き残った。

 24年夏場所で1年間守った大関から陥落した。以降、三役などで4度2桁勝利したが、連続ではなく、大関復帰の機運は盛り上がらない。昨年秋場所は6勝止まりで負け越した。師匠の音羽山親方(元横綱・鶴竜)から「ダラダラやるならやめた方がいい」と厳しく言われた。引退勧告とも受け取れる強い言葉に霧島は「上を目指してやりたい」と応じたという。

 師匠は「これ以上チャンスを逃さないように。勝負の年としてやってほしい」と願う。1958年の年6場所制以降、大関に復帰したのは三重ノ海ら9人。陥落翌場所に2桁勝利する特例復帰を除けば、照ノ富士と魁傑しかいない。両者はいずれも霧島と同じ29歳で復帰している。

 大関陥落の要因だった首痛は回復傾向にある。今場所は初日から頭で当たる立ち合いを繰り返し、この日も頭。1差を維持して臨む残り3日。「意識しないで一日一番取ることが大事」。回復傾向にある体調が、勝負の3日間に臨む心の支えになる。

続きを表示

この記事のフォト

「羽生結弦」特集記事

「テニス」特集記事

スポーツの2026年1月23日のニュース