【高校ラグビー】早実は東福岡に健闘も及ばず…河村主将「逆に自分たちが勇気もらえた」大声援に感謝

[ 2025年12月30日 22:22 ]

第105回全国高校ラグビー2回戦   早実 24―38 東福岡 ( 2025年12月30日    花園ラグビー場 )

<東福岡・早実>猛追及ばず敗れ、涙の梅沢(9)ら早実フィフティーン(撮影・北條 貴史)
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 2大会ぶり9度目出場の早実(東京第2)は、選抜大会3位の東福岡に24―38(前半10―21)で敗れた。97大会ぶりの3回戦以上進出は果たせず。勝てば3回戦で慶応志木(埼玉第2)との「早慶戦」だったが実現できなかった。

 序盤から2連続でトライを与えて0―14で迎えた前半16分、CTB中山大翔(2年)が約30メートルのペナルティーゴール(PG)を成功。同28分にはSO野口太朗(2年)からFB河村和樹主将(3年)、CTB中山へとつないで中央でトライを決めた。その後トライを2本奪われて10―26で迎えた後半4分、WTB飯泉敢太(2年)がキックで前進してトライゾーンで抑えた。同26分にはSO野口のゲインからWTB飯泉が2本目のトライ。CTB中山のコンバージョンも決まって残り約5分で9点差に迫った。しかし再びトライを与えて点差を放され、強豪撃破は果たせなかった。

 河村主将は「歴史を作ろうということで(3回戦進出して)年越ししようと本気で準備してきた。通用するところはあったけど、やっぱり足りないところもあった。こういう相手に勝たないと年越しできないと難しさを実感した」と涙を流した。この日3本のトライを決めたのは、CTB中山とWTB飯泉の2年生コンビ。河村主将は「東福岡から3本取れたのは自信にもつながったと思う。自分たちがこの結果(2回戦進出)を残したことは一つの基準になるので、ここを乗り越えて初めての年越しを成し遂げてほしい」と後輩たちに夢を託した。

 1回戦に続いて、この日も大勢の生徒や校長を含む教員ら学校関係者が来場。得点の度に応援歌「紺碧の空」の大合唱で選手たちを後押しした。河村主将は「応援で逆に自分たちが勇気をもらえた」と感謝。「人に勇気を与えること」をチームの目的に掲げており、その姿はより大きな応援を生み出して自分たちに返ってきた。「結果は負けたけど、自分たちのプレーで見てくれている人たちに勇気を与えることは成し遂げられたと思います」。河村主将を含む複数人の3年生は早大でもラグビーを続ける予定。「主将としてプレーで引っ張れなかったことは悔しいので、この経験を糧に大学で成長できれば」と今後を見据えた。

 初めての花園を経験したCTB中山は「まだまだ力不足だなと思った」と感想を吐露。チームを引っ張ってきた3年生たちに「メンタル面での支えが大きかった」と感謝し「来年こそは、この舞台に帰ってきて新しい景色を見たい」と雪辱を誓った。

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