【高校ラグビー】大分東明 11Tで圧勝 共同主将の一人、PR鶴田が病気で不在もチーム一丸!

[ 2025年12月28日 05:30 ]

第105回全国高校ラグビー1回戦   大分東明73―0若狭東 ( 2025年12月27日    花園 )

<大分東明・若狭東> 後半、コンバージョンキックを決める大分東明CTB安藤 (撮影・後藤 大輝)
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 記念大会で例年より5校多い56校が参加して開幕した。1回戦10試合が行われ、前回大会8強の大分東明は若狭東(福井)に73―0で快勝。ゲームキャプテンを務めたWTB安藤佑真(3年)がゴールキックを9本連続で決める活躍を見せ、病気療養中のチームメートに勝利を届けた。筑紫(福岡第2)、鹿児島実も初戦突破した。

 グラウンドに立てなかった仲間の分まで全力でプレーした。大分東明が計11トライで圧勝。輝いたのは安藤佑のキックだ。強い風が吹き荒れる中、難しい角度からも含めて9連続で決めた。「(風向きなど)状況を意識して蹴った。最後の2本を外したのが…。80点ぐらいです」とさらなる上積みを誓った。

 今大会への思いは皆強い。大会前に共同主将の一人、PR鶴田英士が“人食いバクテリア”とも呼ばれる「劇症型溶連菌」を左足に発症して離脱を余儀なくされた。現在は入院中で大学では競技に復帰できる状況だという。チームは鶴田のジャージーを大阪に持参し、安藤佑は「試合に勝つのはもちろんですけど“英士のために勝つ”という思いが強いんです」と力を込める。鶴田は30日の2回戦を医師の許可を得て観戦に訪れる予定。必勝を誓った試合を制して、勇気を届けることもできた。

 チームは選抜大会の出場を逃すなど苦しい時期もあったが、乗り越えて4大会連続の花園にたどり着いた。初めて8強入りした前回大会を超える成績を目指している。「エンジョイ・ラグビー」がモットーだが、白田誠明監督は「楽しむことも大事だけれど、今年は負けられない理由がある」と言った。次も強い思いで花園のグラウンドに立つ。(杉浦 友樹)

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