清鶴敏也氏 桐蔭学園が総合力でリード ノーシード東海大大阪仰星も注目 27日開幕全国高校ラグビー

[ 2025年12月26日 05:30 ]

前回大会で優勝の桐蔭学園が3連覇を狙う
Photo By スポニチ

 第105回全国高校ラグビー大会は27日に大阪府東大阪市の花園ラグビー場で開幕する。今春の選抜大会を制し、大会3連覇を狙うシード校の桐蔭学園(神奈川第1)は初戦となる30日の2回戦で、茗渓学園(茨城)―常翔学園(大阪第2)の勝者と対戦する。大会シード委員長を務める清鶴敏也氏(64)が今大会を展望。優勝候補の筆頭に桐蔭学園を挙げ、前回大会準優勝でノーシードの東海大大阪仰星(大阪第1)なども注目校に挙げた。

 春の選抜大会を制し、大会3連覇を狙う桐蔭学園は攻守で総合力が高く、やや抜けた存在だ。桐蔭学園に追随する2、3番手がおらず、今回はA、Bシードの区別をつけなかった。京都成章や大阪桐蔭、東福岡など残りのシード7校の実力は横一線といっていい。

 桐蔭学園は初戦の30日に、茗渓学園―常翔学園の勝者とぶつかる。展開力のある茗渓学園に対し、縦に強い常翔学園の構図。1回戦屈指の好カードだ。どちらが勝ち上がってきても簡単な相手ではない。3連覇を狙う上で、ここが大きな第一関門になる。

 東海大大阪仰星は今春の選抜大会出場を逃したことで初めてシードから漏れたが、前回大会準優勝が示すように花園での戦い方を熟知した好チームだ。仰星が入ったブロックのシード校は佐賀工。ともにノーシードながら中部大春日丘や大分東明の実力校も同居しており、死のブロックと形容してもいい。仰星が1回戦を突破すれば佐賀工との対戦になるが、佐賀工を破る可能性も大いにあるとみている。

 シード校の国学院栃木は6月の関東大会で桐蔭学園を下しており、力を秘める。大分東明は6月の九州大会で東福岡に敗れて準優勝。大分東明の選手中心で乗り込んだ10月の国民スポーツ大会で大分は3位に入り、優勝した大阪とは接戦だった。仕上がりは非常にいい。1回戦から熱戦に期待したい。 (同志社香里監督、大会シード委員長)

 ≪大会アラカルト≫
 ☆最多出場☆ 秋田工は最多更新の73度目の出場。

 ☆お久しぶり☆ 専大松戸(千葉第2)は31大会ぶりの出場。

 ☆はじめまして☆ 慶応志木(埼玉第2)、名古屋(愛知第2)、岐阜聖徳学園が初出場。

 ☆選手宣誓☆ 関西学院(兵庫)の西浦章博主将が務める。 

 ≪68年目悲願の初出場≫慶応志木(埼玉第2)は創部68年目で悲願をかなえた。屈指の受験難関校で、約40人の部員で競技経験者は10人余り。進学先の名門、慶大の支援を受けて飛躍を遂げ、同じ黒色と黄色の「タイガージャージー」をまとって花園に挑む。元日本代表の良太さんを父に持つ、主将のCTB浅野優心は「入学動機は志木高で初めて花園に行きたいと思っていたから。大学生と同じジャージーには責任感や重みを感じるし、誇らしさもある」と思いを口にした。1回戦で青森山田と対戦する。

 ≪もう一つの花園にも注目≫“もう一つの花園”の戦いにも注目だ。1月5日の準決勝の前座試合として午前11時から「第18回U18合同チーム東西対抗戦」(30分ハーフ)が第1グラウンドで開催される。各都道府県の新人大会や各ブロック新人大会の15人制試合に単独校で参加できなかった選手が対象で、夏に開催された「KOBELCO CUP 2025 第21回全国高等学校合同チームラグビーフットボール大会」に参加した選手の中から選出される。また、今月27日開会式後に「U18花園女子15人制」の試合を開催。午前11時キックオフの20分ハーフで、第1グラウンドで行われる。

この記事のフォト

「羽生結弦」特集記事

「テニス」特集記事

スポーツの2025年12月26日のニュース