【リーグワン】神戸 逆転で今季初勝利 後半開始直後に“点火”2トライ WTB植田躍動も反省材料山積み

[ 2025年12月22日 05:30 ]

NTTジャパンラグビーリーグワン1部第2節   神戸28―23三重 ( 2025年12月21日    鈴鹿 )

<三重H・神戸S>後半5分、神戸・コストリー(右)はサイドでパスを受けトライを奪う(撮影・椎名 航)
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 各地で4試合が行われ、昨季3位の神戸は敵地で三重を28―23で下し、待望の今季初勝利を挙げた。後半開始直後、立て続けに2トライを奪って逆転に成功。終盤は三重の猛追をかわした。3連覇を目指すBL東京が静岡を26―22で下し、初勝利。埼玉は浦安を37―19で退けて開幕2連勝とした。相模原は横浜に17―10で競り勝った。

 ギアが入った時の神戸は強い。イエローカードで相手が2人欠け、数的優位に立った後半開始直後。重かった前半とは見違える動きで、フェーズを重ねた。

 日本代表WTB植田の縦突破から左へ展開すると、後半3分に途中出場のHOディクソンがインゴールへ飛び込んで同点。わずか2分後には、こちらも後半開始から出たSH上村が左サイドを激走し、万全のサポートからFLコストリーがトライを挙げた。

 「序盤は一方的にやられ、勢いをつかむのに時間がかかった。相手というより、自分たちのミスの問題」

 今季初勝利を手にしても、デイブ・レニー・ヘッドコーチの表情は硬い。5点差で競り負けた開幕・東京ベイ戦(13日)から必勝を期したアウェー戦。キックを多用した三重に対し、神戸はリズムをつかみかけては反則で手放した。雨で出足も鈍く、前半は1トライ。指揮官がハーフタイムに「インテンシティー(激しさ)とエナジーを出していこう」と呼びかけ、ようやく本来の姿を取り戻した。

 ただ、課題は目覚めの遅れた前半だけではない。28―15とリードした後半20分以降も防戦が続いた。「逆転して、キックで相手を敵陣に封じ込めないといけないのにできなかった。規律の問題」と指揮官。ほとんどの時間帯で、反省すべき材料が山積した。

 「フラストレーションがたまるゲームになった。神戸らしい戦いはまだ…。しっかり意識して、改善して、次の試合に臨みたい」
 共同主将を務める日本代表の李は必死で前を向いた。課題をつぶしながら、発展途上のチームは変わっていく。 (堀田 和昭)

≪三重 猛追もあと一歩…≫
 ラストシーンに場内が少しざわついた。5点差に追い上げて迎えた後半アディショナルタイム。三重は負けている状況にもかかわらず、CTBケラーマンがタッチキックを蹴り出して、タイムアップの笛が鳴った。同点トライも狙える状況での微妙なプレー選択。クロウリー・ヘッドコーチは「ボーナスポイントの1点を狙いにいってのこと。全く異論はない。シーズンが終わる時に(この1点が)生命線になる」と擁護した。

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