【リーグワン】神戸の共同主将、SO李承信が見据えるのは「優勝だけ」 13日に開幕

[ 2025年12月12日 06:00 ]

初優勝へ気合十分の神戸の李承信(左)と植田和磨(撮影・後藤 大輝)
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 5季目を迎えるラグビーリーグワンはあす13日に開幕し、神戸はホームのノエビアスタジアム神戸で昨季2位の東京ベイと対戦する。昨季は史上最高の3位となり、悲願の初制覇を目指す今季。共同主将を務める日本代表SO李承信(24)は「優勝」にターゲットを絞った。今年の日本代表戦11試合全てで先発出場した大黒柱が日本一へ導く。 (取材・構成 西海 康平)

 李は頂点だけを見据える。阪神大震災から30年の節目だった24―25年シーズンは、チーム史上最高となる3位でフィニッシュ。元ニュージーランド代表LOレタリックと今季も共同主将を担う中、新シーズンの目標を問われると「優勝だけです」と言い切った。

 「どんな状況、どんな試合でも一貫性を持ちながら戦っていくことが大事になる。チームとして、やるべきことをやり続ける。それを開幕戦から積み重ねていきたい」

 今年7~11月の日本代表戦は11試合全てでSOとして先発出場を果たし、ジャパン不動の司令塔として存在感を示した。最後のジョージア戦では終了間際に逆転のPGを決めるなど、計7本のキックを全て決めて20得点を叩き出した。

 「毎週毎週、目の前の試合だけにフォーカスしながらやってきた。エディー(・ジョーンズHC)が自分のことを信頼してプレータイムを与えてくれたことにも感謝しているし、このタフなツアーを経験できたことはリーグワンのシーズンや今後につながる」

 欧州遠征を終えて日本に帰国したのが11月24日。つかの間のオフを経てチームに合流した。代表期間中は「時間がなくて神戸のことを頭に入れずに過ごしてきた」というが、開幕まで調整期間が限られる中で「素直に楽しみ」と笑みを浮かべる。「コンディションもいい。タフなゲームを戦ってきて、その経験も間違いなく生きる」。手応えは十分だ。

 長くチームを支えたFB山中、WTB山下楽が退団し、他チームへ移籍した。在籍6年となり、今まで以上にリーダーとしての自覚と責任を持つ。SOだけでなく昨季同様にCTBやFBなどでの起用が見込まれるが、やるべきことは変わらない。

 「バックスやアタックでリーダーシップを発揮したいし、試合の重要な局面で自信を持ってリードできるようにしたい」

 デイブ・レニー体制3季目を迎え、チームとしても機は熟した。リーグワンのてっぺんを目指し、熱く激しく戦う。

 ◇李 承信(リ・スンシン)2001年(平13)1月13日生まれ、兵庫県神戸市出身の24歳。4歳から兵庫県RSで競技を始める。大阪朝鮮高卒業後は帝京大に進学も中退。より高いステージを目指し20年9月30日に神戸入り。代表歴はジュニアジャパン、U19日本代表。22年6月25日のウルグアイ戦で初キャップ。23年のW杯フランス大会出場。日本代表キャップ29。身長1メートル76、85キロ。SO。

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