坂本花織 NHK杯4度目VへSP首位発進「貴重なチャンス」“友人”に見せた 青木は9位 樋口は10位

[ 2025年11月7日 20:30 ]

フィギュアスケート・GPシリーズ第4戦NHK杯第1日 ( 2025年11月7日    大阪・東和薬品ラクタブドーム )

坂本花織
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 フィギュアスケートGPシリーズ第4戦のNHK杯が7日、大阪・東和薬品ラクタブドームで行われた。

 女子ショートプログラム(SP)では前世界女王の坂本花織(25=シスメックス)が好発進した。

 冒頭のトリプルルッツを着氷。その後のダブルアクセル、コンビネーションなどジャンプを見事にまとめた。終わった直後にはやり切った笑顔を見せたほど。得点も77.05点で今季ベストでの1位発進となり、会場からスタンディングオベーションで祝福された。スタンドに友人を見つけたのか、最後は驚いて手を振るシーンもあった。

 坂本は「緊張感あるなかで練習を重ねたが、自分らしい演技ができた。(ジャンプは)きょうは安心できました」と笑顔も見せ、地元関西での大会には「大阪でのNHK杯は意外と初めてで、身近な人たちに国際大会を間近に見てもらえる貴重なチャンスだったので、そこで良い演技ができたのでホッとしています」と語った。

 シーズンに入る前に今季限りでの現役引退を表明。来年2月のミラノ・コルティナ五輪が集大成となる中、GPシリーズは第1戦フランス大会で2位となった。その後は全兵庫選手権に出場して実戦を重ね、五輪代表選考で重要な位置付けとなるGPファイナル進出を懸けた今大会を迎えた。

 同じく今季限りでの現役引退を表明している女子で北京五輪団体銀メダルの樋口新葉(24=ノエビア)は、コンビネーションジャンプで失敗に終わるなど課題が出て、SPは53.15点で10位にとどまった。樋口は「練習よりも緊張して、あまり体が動かなかった。(痛めている右足について)練習では痛みがないように感じたので、できるかなと思ったが、ちょっとタイミングがずれてしまった」と語った。

 大会3年連続出場の青木祐奈(23=MFアカデミー)は、冒頭のコンビネーションジャンプなど、ジャンプで回転不足や体勢を崩す失敗があり、56.72点の9位にとどまった。青木は「思い描いていたものとは違うもので、今は悔しいし、自分にガッカリしている。(連戦で)少し疲れを感じてしまった。本番で出てしまった」と話していた。

 坂本と樋口は今季限りでの現役引退を表明しており、最後のNHK杯。

 SPの今季世界最高得点は中井亜美(17=TOKIOインカラミ)の78.00点だった。

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