【ラグビー日本代表】タックル成功率は驚異の「96%」ディフェンス進化で強豪オーストラリアに肉薄

[ 2025年10月25日 21:15 ]

ラグビーリポビタンDチャレンジカップ2025   日本15―19オーストラリア ( 2025年10月25日    東京・国立競技場 )

<日本・オーストラリア>前半、もぐりこんでドクレスピニーにタックルする李(撮影・篠原岳夫)
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 世界ランキング13位の日本は同7位のオーストラリアに15―19(前半3―14)で敗れた。4点差でW杯2度優勝の強豪撃破を逃したが、許したトライをテストマッチで勝つための指標とされる「3」に抑え、ディフェンス面の成長を証明した。

 昨年は伝統国との計4度の対戦で、いずれも50失点と課題が浮き彫りになっていた日本。25年の秋5連戦の初戦は雨が降り続き、アタック側がボールを動かしづらく、ディフェンス側にとってはタックルの的が絞りやすい状況ではあったものの、チームのタックル成功率は驚異の96%(タックル回数221、成功数211)を記録した。

 象徴的だったのはシンビンで1人少なかった前半20分前後の時間帯。トライライン前に釘付けにされたものの、高い集中力で相手のボールキャリアーを食い止め続け、最後はNo・8リーチ・マイケル(BL東京)がスティールに成功し、トライを許さなかった。ディフェンスの時間帯は直前のラインアウトから4分にも及び、闘将リーチがしばらく立ち上がれないほどの全員の奮闘だった。

 大敗が続いた昨年は、ディフェンス担当コーチが1年限りで退任。今年になって神戸製鋼や米国代表でヘッドコーチを歴任したギャリー・ゴールド氏が後任に就き、改善を図ってきた。HO江良颯(東京ベイ)は両チーム最多のタックル24回を記録し、前後半それぞれビッグタックルを披露するなど、新たなディフェンスの要も出現しつつある日本代表。世界ランキング1位の南アフリカなど、強豪との4連戦が控える11月の欧州遠征に向けても、光明の見える80分間となった。

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