「ダイヤモンド世代」2年目21歳の吉沢柚月 下克上Vへ2差4位 繰り上げ出場から史上3人目の快挙へ

[ 2025年10月19日 05:22 ]

女子ゴルフツアー 富士通レディース第2日 ( 2025年10月18日    千葉県 東急セブンハンドレッドクラブ=6697ヤード、パー72 )

<富士通レディース2025第2日>2番、ティーショットを放つ吉沢柚月(撮影・会津 智海)
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 03年度生まれの「ダイヤモンド世代」でプロ2年目の吉沢柚月(21=三菱電機)が5バーディー、1ボギーの68で回り、通算6アンダーで首位と2打差の4位に浮上した。ウエーティングからの出場では史上3人目となる下克上Vに挑む。木村彩子(29=コンフェックス)ら3選手が通算8アンダーで首位に並んだ。首位で出た渋野日向子(26=サントリー)は76と崩れ、通算2アンダーの21位に後退した。

 地元千葉出身の21歳の吉沢が優勝争いに絡んできた。ギャラリーの声援に背中を押され「知り合いも多かったし頑張りたいなという気持ちはありました」。2打差4位のV圏内につけ、笑みがはじけた。

 ピンチをチャンスに変えた。昨晩、外食チェーンのやよい軒でチキン南蛮を食べた後、コース情報を書き込んでいたヤーデージブックを紛失し、スタート前に急きょ買い直した。「パットのラインとか、書いてて。やべぇと思ったんですが、でもまあいいっか」と切り替えは早かった。1番で10メートルを沈めるとそこから3連続バーディーを決め、不安も消えた。一気に加速した。

 練習場ではショットも不調だった。左手で引っ張る癖が出てボールが右に飛んでいたが、右手を使うように気を付けると「コースに出たら真っすぐ飛んでいた」と言う。4月に海外メジャーのシェブロン選手権を制した西郷真央は麗沢高の2学年先輩。高校時代にスランプに陥った際、西郷のアドバイスで立ち直った経験もあり「本当に優しい先輩。早く一緒にプレーできるように」と目を輝かす。

 今季は予選落ちが9回と苦しい状況が続くが、9月の下部ツアーでは最終日に64をマークして逆転で初Vを飾るなど自信をつけてきた。今大会は欠場者が出た場合に繰り上がるウエーティングからの出場。「自分のゴルフに集中して、優勝できたらうれしい」。17年のO・サタヤ(タイ)、18年の香妻琴乃に続く史上3人目の繰り上げ出場からの下克上Vへ、チャンスは絶対に逃さない。

 ◇吉沢 柚月(よしざわ・ゆづき)2003年(平15)11月23日生まれ、千葉県市川市出身の21歳。父・直和さんの影響で9歳で競技を始める。千葉・麗沢高出身で西郷真央の2年後輩。23年のプロテストで3度目の挑戦で合格。「柚(ゆず)の香りのようにたくさんの人に愛されるように」との願いから命名。趣味は一人カラオケ。1メートル64、57キロ。

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