【競泳】サラリーマンスイマー柳沢駿成が28年ロス五輪を目指すと明言 練習拠点は専用レーン設定で後押し

[ 2025年10月19日 19:23 ]

競泳日本短水路選手権最終日 ( 2025年10月19日    東京アクアティクスセンター )

<競泳日本短水路選手権最終日>男子50メートル平泳ぎを制し、観客席に笑顔を振りまく柳沢駿成
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 男子50メートル平泳ぎで、今夏の世界選手権(長水路)代表の柳沢駿成(28=スウィン高島平)が26秒01で優勝した。目標としていた25秒台を逃し「悔しさが残る」と話したが、筋肉隆々の体で超速ストロークを生み出し、2位に0秒26差を付ける圧勝だった。

 柳沢はインターハイ出場歴がなく昨年までは日本代表の経験もなかったが、今年3月の日本選手権で2位に入り、世界選手権の出場権を獲得。普段はフルタイムで会社勤務し、練習は市民プールという異色の経歴で、サラリーマンスイマーとして話題を呼んだ。

 世界選手権の予選ではわずか0秒03届かず、準決勝進出を逃した。ただ世界を知った28歳はモチベーションをかき立てられたそうで、帰国後は「(競技を)もう少し本気でやりたいという意向を会社に伝えた」という。勤務先であるプールのろ過装置などを製造する「アクアプロダクト」も柳沢の思いに応える見込みで、今後は徐々に仕事を引き継ぎ、より競技に集中できる環境が整う見通しだという。

 主な練習場所となっている会社近くにある東京都稲城市の市民プールも、毎週火、金曜日の午後8時以降は専用レーンを設定。閉館までの45分間に限られるものの、その時間帯だけは通常では使えないフィンやパラシュートなどの練習用器具も使用可能だという。柳沢も「今以上に理解してもらい、応援してもらえた」と感謝。平泳ぎでも50メートル種目が実施される28年ロサンゼルス五輪に向けて、「目指せる位置にあるので目指したい」と意欲を示した。

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