【レスリング】パリ五輪王者・藤波朱理 57キロ級転向後初の国際試合は「発表会のような気持ちで挑む」

[ 2025年10月19日 21:18 ]

U23世界選手権に向け、成田空港から出発した藤波朱理(左)、元木咲良は肩を組んで笑顔
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 レスリング女子57キロ級で、24年パリ五輪53キロ級王者の藤波朱理(21=日体大)が19日、U23世界選手権(セルビア)出発を前に成田空港で取材に応じ、「緊張感もありながら、それ以上にワクワク感が強い。いよいよスタートという感じ」と心境を語った。

 藤波はパリ五輪を終えた後の昨秋に、4キロ重い57キロ級への転向を表明。4月に同級で国内大会に初出場し、当初は6月の全日本選抜選手権から9月の世界選手権を目指す予定だったが、腰を据えて強化するため、出場を取り止めていた。この約半年間は「自分自身とたくさん向き合い、レスリングとも向き合って、濃い時間を過ごした」といい、準備を整えてきた。

 53キロ級時代は10キロ近い減量を強いられていたため、フィジカル強化や食事面でも大きな制約が掛かっていた藤波。転向後はウエートトレーニングに本格的に着手し、技術面でも「組み手やタックル後の処理は特にやってきた」。海外での57キロ級デビューに向けて、「今までやってきたことを試したい。発表会のような気持ちで挑む」と心待ちにした。

 今回は普段試合でセコンドに付く父の俊一コーチを帯同せず。海外遠征での父不在は「U17の区分」以来だというが、「新鮮です、本当に」と意に介さず。出発前にはメッセージのやり取りをしたことを明かし、「珍しく“楽しんできて”って来たので、“楽しんでくるね”と返した。珍しいです。(普段は)“絶対勝てよ”みたいな感じなので」と笑顔で話した。

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