渋野日向子が6アンダーの66で初日単独トップ 国内ツアー初めての首位発進で復活Vへ最高の滑り出し

[ 2025年10月17日 14:46 ]

女子ゴルフツアー 富士通レディース 第1日 ( 2025年10月17日    千葉・東急セブンハンドレッドクラブ 6697ヤード、パー72 )

2番、ティーショットを放つ渋野日向子(撮影・会津 智海)
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 渋野日向子(26=サントリー)が7バーディー、1ボギーの66で回り、国内ツアーで初めての初日首位に立った。

 渡辺彩香(32=大東建託)と佐久間朱莉(22=大東建託)が1打差の2位で続いている。菅楓華(20=ニトリ)ら3人が4アンダー、68の4位につけている。

 前週優勝の河本結(27=RICOH)は1アンダー、71で28位。大会3勝を誇るホステスプロの古江彩佳(25=富士通)は73の1オーバーで53位と出遅れた。

 大会前の14日に福岡の練習スタジオでパットの修正を行った渋野が、その効果で長いパットを面白いように決めた。1番で8メートル、2番で7メートルを沈めスタートダッシュ。相乗効果でショットも良くなり6番ではグリーン手前25ヤードからチップインバーディー。後半も14、16番で6メートルを沈め7アンダーまでスコアを伸ばした。

 だが、18番で4メートルのパーパットがカップを一周して外れてしまった。

 “入った”と確信歩きをしようとして、上げかけた手を慌てて戻す締まらないフィニッシュ。「いやー入ったと思ったんですよ。超かっこ悪いじゃん。でも、なんかそういうところが自分らしいかなと思って」と笑いながら振り返った。

 それでも、前週までは日米で5試合連続予選落ちと最悪の状態だっただけに、表情には“ジブコ”らしさが戻ってきた。
 しかも初日首位は米ツアーの23年スコットランド女子オープン以来となり言葉も弾んだ。

 特に課題のパットに関しては手応えが膨らんだ。

 「これをしっかり続けていけば良い方向に行くんじゃないかと思う。しっかりやり切りたいなと思うような結果が残ってくれました」とうなずいた。

 元々、渋野といえば“壁ドン”に象徴される強気のパッティングスタイルが持ち味だった。しかし最近は「5メートルくらいのパットもパーを取りにいっているような感じだった。ラインも読めてるけど、構えたらちょっと動いたり、リズムも全体的にバラバラだった。その流れからショットも悪くなる感じが続いていた」と迷路にはまっていた。

 しかし、福岡のスタジオで「5年ぶりくらい」となるパットの指導を受けて以降、つきものが落ちたように感触が良くなった。

 「(それまでは)何を気をつければ良いか分かんないみたいな。もじもじしながら硬くなったり(構えが)ちっちゃくなったりしながらやってた。それが明確に(何をやれば良いのか)はっきりしたということが結果につながっているじゃないかと思いたいので、あした以降も期待です」と自分に言い聞かせるように話した。

 まだ心も体もリハリビ中で完全復活までは紆余曲折(うよきょくせつ)があるだろうが、暗かったトンネルの先に光りが見えてきたのは間違いないようだ。

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