織田信亮の変!暫定3位発進 徳川家康眠る地でツアー初V狙う 天下獲っていざマスターズ

[ 2025年10月17日 05:00 ]

男子ゴルフツアー 日本オープン第1日 ( 2025年10月16日    栃木県 日光CC=7238ヤード、パー70 )

<日本オープン・初日>5番、ティーショットを放つ織田信亮(撮影・西尾 大助)
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 第1ラウンドは霧と日没による視界不良のためサスペンデッドとなり24人が競技を終了できなかった。ツアー初優勝を目指す織田信亮(のぶあき、セーレン)が3バーディー、2ボギーの69をマーク。戦国武将の織田信長と1文字違いの25歳がトップと2打差の暫定3位と好発進した。ツアー1勝の長野泰雅(22=福岡地行)が67をマークし暫定首位に立った。

 徳川家康が眠る日光東照宮のお膝元で織田が好発進した。深いラフも速いグリーンも克服し「自分でもよくアンダーで回れたなと思う」と精悍(せいかん)な顔をほころばせた。9番でティーショットを右の林に入れる大ピンチも、6メートルのボギーパットを沈めて「ナイスボギーで流れに乗れた」。最終18番では8メートルをねじ込み、初日をバーディーで締めた。

 織田信亮。織田家は代々、名前に「信」の文字を入れ、中国三国時代の軍師「諸葛亮孔明」から「亮」の文字を取って「信亮」と名付けられた。信長の末裔(まつえい)なのか、自身でも調べたことがある。「(家系を)たどれなかった。祖父が織田家に養子に来たので血はつながっていない」ことは判明。一応「関係ない」と言っていると笑う。

 歴史は大好き。大河ドラマ「真田丸」の影響で真田信繁(幸村)に心酔し「義を重んじる性格だと知り尊敬している」。上田城、真田丸跡などゆかりの地を巡っている。今週は日光東照宮のお参りも楽しみの一つだ。

 昨年の予選会は2次で敗退し今季QTランクは303位。国内では出場機会が限られ、台湾ツアーに主戦場を置く。「いろんな芝を経験できたのもプラス。その経験を生かせた」と胸を張る。日本オープンは3度目。過去2回は予選落ちも来年のマスターズ出場権が懸かる今大会はツアー初優勝が狙える位置で初日を終えた。「日本で一番大きな大会なのでタイトルを獲りたい。勝ってマスターズに行きたい」。天下統一へ、織田が日光の地で腕を撫している。

 ◇織田 信亮(おだ・のぶあき)1999年(平11)10月26日生まれ、福井県出身の25歳。福井工大福井中―福井工大福井高―福井工大卒。3歳でゴルフを始める。小学生時代に全国大会優勝。大学2年時の19年にツアー外競技の岐阜オープンで優勝。1Wは300ヤード超の飛距離を持つ。大学では工学部原子力技術応用工学科で学び、卒論のテーマも原子力。19年プロテスト合格。1メートル70、80キロ。

 ≪長野 好調暫定首位≫暫定首位の長野は9バーディー、2ボギー、2ダブルボギーと出入りの激しい内容ながら「調子が良かったし、グリーンも止まるのでピンしか狙わなかった」と充実感を漂わせた。9月のロピアフジサンケイ・クラシックでツアー初優勝を飾った後は調子を落としていたが、ようやく復調した。「明日以降はラフに入ることも増えると思うので、うまく対処したい」。22年に3位に入ったメジャーで今季2勝目を目指す。

 ≪岡田初Vへ 69発進≫ツアー初優勝を狙う岡田が69の好スコアで回った。前週からコース入りし、3度の練習ラウンドではラフ対策に徹した。1番でラフからチャンスをつくりバーディー発進するなど成果を発揮し「練習ラウンドでラフを抜かりなくチェックできた。おかげで楽に回れている」と上機嫌だった。勝てば日本アマ、日本オープンの2冠を史上最年少23歳で達成する。マスターズ切符も懸かるだけに「今年一番獲りたいタイトル」と気合が入っている。


 ▼暫定3位・小平智 雨の中でリズムよく回れた。日光CCは学生時代の国体関東予選以来。覚えているところは一つもなかった。(15年以来の日本オープン制覇狙う)

 ▼暫定28位・石川遼 バーディーチャンスも結構つくれたし、凄く悔しいところもあるけど、明日以降にぶつけたい。(3バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの72)

 ▼暫定45位・平田憲聖 後半はショットがひどかった。昨日もあまり眠れなかったし、いろんなズレがある。調整して明日はスコアを伸ばしたい。(米下部ツアーが主戦場で来季は米ツアー昇格)

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