スランプ脱出にもがく渋野日向子 理想は同じ黄金世代の河本結「ゆいぴーって調子が悪い時もあったけど…」

[ 2025年10月16日 15:51 ]

<富士通レディース2025・プロアマ>プロアマ戦をラウンドする渋野日向子(撮影・会津 智海)
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 女子ゴルフの富士通レディースはあす17日に千葉・東急セブンハンドレッドクラブ(6697ヤード、パー72)で開幕。国内戦、2週連続出場となる渋野日向子(26=サントリー)は「先週、ちょっと悔しい2日目だったんで。短いパットもかなり外してしまいましたし、凄くショックではあったんですけど、しっかり切り替えてきた感じはあります」と巻き返しへの思いを語った。

 前週のスタンレー・レディースは初日に28位とまずまずの出だしだったが、2日目に75を叩いて急降下し61位で予選落ち。主戦場とする米ツアーの8月のCPKCオープンから屈辱的な5戦連続予選落ちとなった。

 その不振の要因にパットがあると判断。14日に「パターの勉強をしに行きました」と福岡の練習スタジオを訪れ3時間ほど指導を受けた。

 「今まで自分の感性でやってきた部分はあったんですけど、科学的なものが必要だなと思うようになった」とデータを調べながら感覚に頼らないパッティングスタイルを模索。「(スタジオでは)発見ばかりで言葉にはできませんが、私は手を使う動作が多すぎていたのかなと思った。そこを本当に当たり前のことですけど、体を使って大きい筋肉で打つみたいな感じです」と説明した。

 そのスタジオには「5年前くらいに行った記憶がある」というが、改めて数値でパッティングの違いを示されたことで「もうしっくり。“はい、はいっ”て感じで、スッと分かりましたという感じでした」と収穫は大きかったようだ。

 「悩みに悩み、悩みまくっているので。はい。やっぱり変えたいし、変わりたいし。逃げたくないしっていうところですね」と素直な気持ちを明かした。

 今週のコースはグリーンの状態が良くスピードも出る。課題のパットがスコアを左右する大きなポイントになるのは間違いない。

 「少し雨が降って(今日はグリーンが)若干重たくなってきたかなという感覚だった。雨次第かなとは思います。でもパットに関しては凄い楽しみです。(逆に)楽しみにやっていかないと、もう頭が地面に沈みそうになっちゃうんで。そこを何とか頑張って」と現状打破のきっかけをつかみたいところだ。

 発奮材料もある。前週、同じ黄金世代の河本結が今季2勝目を挙げ、メルセデス・ランキングも年間女王を狙える3位に浮上した。

 「本当にゆいぴーって、調子が悪い時もあったけど、そこからはい上がって戻ってきた。そういう選手って本当にめちゃくちゃ強いと思うんですよ。だから、これから(みんなを)引っ張っていってくれると思うし(自分も)ついていきたい。比べちゃだダメですけど、何か理想としたいですね。私も頑張りたいです」

 この日、2週間後の樋口久子三菱電機レディースの出場も決まり、日本ツアーはこれで4週連続の出場となる、同世代からの刺激を受けながら、輝きを取り戻すための渋野の闘いが始まる。

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