【バレー】夢の対決初戦は欧州王者に軍配 石川祐希「日本でプレーできてうれしい」ペルージャ対サントリー

[ 2025年10月7日 21:51 ]

バレーボール ワールドチャレンジシリーズ   ペルージャ3ー1サントリー ( 2025年10月7日    東京・有明アリーナ )

第2セットに臨むペルージャの石川祐希(左奥)とサントリーの高橋藍(右手前)
Photo By 代表撮影

 夢のエキシビジョンマッチ第1戦が行われ、日本代表主将の石川祐希(29)を擁する昨季の欧州チャンピオンズリーグ王者ペルージャ(イタリア)が、高橋藍(24)が所属するSVリーグ覇者のサントリーに3―1で逆転勝ちした。第1セットを失ったペルージャは本領を発揮した第2セットを奪うと、競り合いになった第3、第4セットを連続で奪取した。8日も同じ会場で第2戦が実施される。

 バレーボール界の銀河系軍団が初めて東京でベールを脱いだ。五輪メダリストを5人擁するペルージャが、SVリーグ初代王者を撃破。輪をつくって喜んだチームの中心にいたのは、日本代表主将の石川だった。

 「後半からリズムに乗れた。しっかりと勝ち切れたのは良かった。ずっとイタリアでプレーしていて、日本でプレーするのは初めてなのでうれしい」

 開幕前日の6日に来日した昨季欧州王者。第1セットこそ落としたが、セットを重ねるごとにコンディションを上げた。「1セット目は出だしが悪かった。サーブが入っていなかったので、修正ポイント」と冷静に分析して第2セットに臨んだ石川。18―18の場面から、ディフェンスに定評のある高橋藍を崩すなど、2本連続サービスエースで流れをチームに引き寄せた。続く第3セットでは25―24からセットを決めるサービスエース。世界最高峰のリーグで11季目を迎える実力を、母国で披露した。

 欧州王者と日本王者の対決。ビッグマッチの始まりは、23年にインドで開催されたクラブW杯だった。初対戦し、そこから交流が始まって今年1月のパートナーシップ契約につながった。サッカー日本代表でアルベルト・ザッケローニ監督時代に技術補佐を務めたジャンパオロ・コラウッティ氏が、マッチメークに尽力した経緯がある。ペルージャによると、バレーボールクラブが大陸間プロモーションツアーを行うのは初めて。ジノ・シルチ会長は「来年はサントリーが我々のところに来るだろう」と、来年のイタリア開催を予告した。

 2日間のチケットは全席完売。この日の観衆は1万4001人と超満員だった。最終戦に向け、石川は「もっとパフォーマンスを上げて、皆さんに楽しんでもらえたら」と言った。大学卒業後、イタリアでキャリアを積んできた29歳の言葉に熱がこもった。

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