白鵬&把瑠都&旭鷲山が国際相撲連盟の役員に 五輪採用目指し…角界で一時代を築いた名力士がタッグ

[ 2025年9月17日 10:08 ]

白鵬翔氏
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 アマチュア相撲の統括団体「国際相撲連盟」の役員に、大相撲の元幕内力士3人が新たに選出されたことが17日までに分かった。

 世界相撲選手権の開催に先立ち、12日に開催地のタイ・バンコクで国際相撲連盟の総会と理事会を実施。役員改選が行われた。日本相撲連盟会長でトヨタ自動車株式会社代表取締役会長の豊田章男氏(69)が新会長に就任。また、新たに「顧問」の役職が設置され、元横綱・白鵬の白鵬翔氏(40)と元小結・旭鷲山のダヴァー・バトバヤル氏(52)が選出された。ともに同連盟の役員を務めるのは初めてで、今後は理事に起用される可能性もあるという。

 白鵬氏は今年6月、アマチュア相撲のさらなる普及を掲げ「世界相撲プロジェクト」を打ち出して日本相撲協会を退職。8月には全国高校総体の視察に出向いたり「白鵬杯」の来年2月開催を発表したりと、早速アマチュア相撲への尽力が高く評価された。日本相撲連盟関係者は「あれだけ国際普及に熱意のある人だから、今後加盟国がもっと増えたり、彼が一番望んでいる五輪競技採用につながっていければ」と大きな期待を寄せた。

 白鵬氏とともに顧問に選ばれたのが、元小結・旭鷲山のダヴァー・バトバヤル氏。元大関・把瑠都のカイド・ホーヴェルソン氏(40)は以前からヨーロッパ相撲連盟理事と国際相撲連盟理事を兼任しており、大相撲界で一時代を築いた元幕内力士3人が同時に国際相撲連盟役員の職に就いた。世界選手権の会場には、ジョージア出身の元小結・黒海やモンゴル出身の元十両・保志光の姿も。女子日本代表の久野愛莉(26=立飛プロパティマネジメント)のコーチを務める元関脇・豊ノ島も来場しており、角界を離れた元力士たちが世界中で相撲の発展に尽力している姿が印象的だった。日本相撲連盟関係者は「相撲協会と相撲連盟、両者が連携・協力し合って競技人口を増やしていくことが大切」と歓迎していた。

 世界相撲選手権は13~14日にかけてタイ・バンコクで開催され、30の国や地域が参加。日本勢は個人戦で男女合わせて金メダル3個、銀メダル2個、銅メダル4個を獲得。団体戦は男女ともに日本が制して2010年以来15年ぶりのアベック優勝を成し遂げた。

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