レスリング 高橋海大が初優勝 ロス五輪の星!こだわりのタックルで世界一「これからも謙虚に」

[ 2025年9月17日 05:00 ]

レスリング 世界選手権第3日 ( 2025年9月16日    ザグレブ )

 男子フリースタイル74キロ級決勝 アルバニア選手(奥)と対戦する高橋海大=ザグレブ(共同)
Photo By 共同

 男子フリースタイルは74キロ級決勝が15日に行われ、22歳の高橋海大(日体大)がアルバニア選手に勝ち、初優勝を果たした。高橋が8―2とリードしていた第2ピリオド途中に相手が負傷のため棄権した。同65キロ級のパリ五輪王者、清岡幸大郎(24=カクシングループ)は16日(日本時間17日)の決勝に進み、初出場でメダル獲得を確定させた。

 高橋は、こだわりのタックルで世界一への道を切り開いた。「自分にはこれしかない」と幼少期から磨き続けた最大の武器。激戦階級で世界に名を売った22歳の新鋭は、金メダルを胸に「今まで積み上げてきたタックルの重さを感じる」と喜びをかみしめた。

 パリ五輪銅メダルのバリエフとの決勝。組み手争いから隙をうかがうと、鋭く潜り込んで脚を取るなど3点先取で主導権を握った。最後は相手の途中棄権という形にはなったものの「今までやってきたことが間違いではなかったと証明できた」と自信を深めた。

 この階級では高谷大地(自衛隊)がパリ五輪で銀メダルを獲得。今大会の70キロ級を制した青柳善の輔(クリナップ)も74キロ級への転向を表明している。次の五輪へ、ハイレベルな選考レースに挑む高橋は「一つ目標にしていたところは通過できた。自分が目指しているのは五輪での優勝。これからも謙虚に、ひたむきにタックルを磨いていく」と覚悟を語った。

 ◇高橋 海大(たかはし・こうた)2003年(平15)7月31日生まれ、静岡県出身の22歳。東京・稲付中時代に全国中学選抜選手権で3連覇。帝京高時代には全国高校生グレコローマン選手権と高校総体優勝。22年に日体大進学。男子フリースタイル74キロ級で24年アジア選手権、U23世界選手権優勝。兄・夢大(23)もレスリング選手。1メートル69。

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