【玉ノ井親方 視点】一晩寝るごとに力をつけている安青錦 琴桜は悪い癖が出た

[ 2025年9月17日 04:30 ]

大相撲秋場所3日目 ( 2025年9月16日    両国国技館 )

<秋場所3日目>琴櫻(右)を押し出しで破る安青錦(撮影・尾崎 有希)
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 琴桜の悪い癖が出た一番だった。低い姿勢で前に出てくる安青錦に対し、突き放して取ろうとしたが、我慢できずに引いたところを一気に押し込まれた。先場所は四つに組んで無双を切られてバッタリ倒れた。安青錦は師匠譲りの器用さがある。それを警戒して、今回は離れて取ろうとしたのだろう。だがそうであるなら、苦しくても我慢して徹底して突いていくべきだった。安青錦は下半身が強く簡単には引かない。楽に勝とうとしてもうまくいく相手ではない。初日、2日目と取組内容が良かっただけに残念な相撲だった。

 一方の安青錦は一晩寝るごとに力をつけている。琴桜のような大型力士に一方的な相撲で勝ったことは何よりの自信になる。欲を言えば、立ち合いの当たりにもっと力強さが出てくれば鬼に金棒だろう。手と頭が同時に相手に当たるような形が理想だ。 (元大関・栃東)

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