【世界陸上】泉谷駿介「ネタにして、強く生きていくしかない」無念の予選、直前復活、転倒終戦に…

[ 2025年9月16日 21:49 ]

陸上 世界選手権東京大会第4日 ( 2025年9月16日    東京・国立競技場 )

<世界陸上東京・4日目>男子110メートル障害準決勝を終えた野本(左)と泉谷(撮影・藤山 由理)
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 男子110メートル障害の準決勝で棄権者が出たため、予選敗退に終わっていた泉谷駿介(25=住友電工)が準決勝に繰り上がりで出場。奇跡の復活を果たし挑んだ準決勝は3台目で転倒し失格に終わった。

 野本周成(29=愛媛競技力本部)は13秒30の3着。野本は第2組の結果で決勝に進出することはできなかった。3組に登場した村竹ラシッド(23=JAL)は13秒17の2着に入り決勝進出を決めた。

 「レースの1時間前」に繰り上げ準決勝進出を知らされた泉谷。「自宅」から国立に急いで向かい、到着したのは「あんまり覚えてないけど、15~20分前」だった。

 それでも、自分の繰り上げを知ったスタンドのファンから大歓声を浴び、気持ちをつくってレースの臨んだ。しかし、やはり準備時間が少なかったことはレースに影響した。1台目を倒してしまい、いきなりリズムを崩した泉谷は、3台目でまさかの転倒。大歓声の中に悲鳴が響き渡る中で、残りの同組選手はゴールしていた。起き上がった泉谷は独りで最後まで跳び切りゴールし、何度も何度もスタンドに頭を下げた。

 泉谷は無念のレース後「準備してくれた方に申し訳ない。自分の力不足を感じた」と言い訳はせず。ここまでの経緯を説明した後、「ネタにして、強く生きていくしかない」とさっぱりとした表情で語った。

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