【競泳インカレ】東大スイマー松本恭太郎は大学日本一に届かず涙「わずかな努力不足が最後に響く」

[ 2025年9月7日 23:04 ]

競泳日本学生選手権最終日 ( 2025年9月7日    東京アクアティクスセンター )

<競泳日本学生選手権最終日>男子200メートル平泳ぎで4位となり、悔しさをにじませる松本恭太郎
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 男子200メートル平泳ぎ決勝が行われ、東大4年の松本恭太郎は2分10秒79の4位で、わずか0秒19の差でメダルを逃した。5日の同100メートル決勝でも自己ベストを叩き出しながら2位。4年間、追い続けた大学日本一には届かないまま最後のインカレを終え、「あとちょっとでメダルを逃すと、わずかな努力不足が最後に響くんだなと実感した。凄く悔しい」と涙ながらに話した。

 松本は東大工学部都市工学科で学ぶ4年生で、姉に24年パリ五輪代表の信歩(あいおいニッセイ同和損保)を持つ。幼少期に水泳を始め、小学校時代から全国レベルで活躍。高3の東京予選では100メートル平泳ぎで優勝しながら、受験勉強に専念するためインターハイ出場を辞退した経歴を持つ。その後は猛勉強の甲斐あって見事東大に現役合格し、水泳を再開して最終学年を迎えていた。

 大会前は東大大学院の入学試験を控えていた時期でもあり、8月下旬は「勉強で練習に行けてなかった」という日もあったという。100メートル決勝があった5日に大学院合格の吉報が届いたが、本命種目で優勝を逃したショックの方が大きかったようで、「2番で気持ちが切れた部分があった。200の決勝はガチガチに気持ちが入っていたわけではなかった」と猛省した。

 大学院進学後も競技を続ける意向だが、競技優先の生活から、学業へとシフトする予定だという。それでも「国体(国民スポーツ大会)に一度出たい。(100メートル平泳ぎで)59秒台を出さないといけないですけど」と、新たな目標を定める。

 今夏の世界選手権では、大学卒業後は市民プールで練習を続けたサラリーマンスイマーこと柳沢駿成(スウィン高島平)が代表入り。松本にとっては「トシさんは小さい時から知り合いで、声を掛けてくれる優しい先輩」という身近な存在でもあり、「勇気をもらった。世界(を目指す)とか、生半可な気持ちで言えることではないが、目標にはしていきたいなと思う」と大きな夢を描いた。

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