横綱2場所目の大の里が白熊と連続20番で本格始動「なまっていたのでしっかりやろうと」

[ 2025年9月3日 17:25 ]

朝稽古を行う大の里(右)と白熊(撮影・西川祐介)
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 大相撲の横綱・大の里(25=二所ノ関部屋)が3日、茨城県阿見町の同部屋で秋場所(14日初日、東京・両国国技館)に向けた稽古を再開した。名古屋場所後は8月31日まで夏巡業に参加。“ホーム”での稽古は久々で「違いますね」とリラックスした表情をのぞかせた。

 いつも通り、入念に四股、てっぽう、すり足などを行い、十両・白熊(26)とは20番連続で取って13勝7敗。右を差し込んで速攻で前に出たり、厳しい左おっつけなど本来の動きを見せたが、立ち合いで不利な体勢になると引いて押し込まれる場面も何番かあった。それでも「最近の雰囲気では(番数は)多いのかな。大の里の場合は質より量の方が大事になってくる気がする」と師匠の二所ノ関親方(元横綱・稀勢の里)が話すように、納得いくまで汗だくになって相撲を取った。稽古後に取材に応じた大の里は「(体が)なまっていたのでしっかりやろうと思った。初日までの限られた時間にやれるときにやらないといけない」と充実した表情だ。

 稽古中には師匠からから腰の割り方を細かく指導された。「この1カ月以上、自分の思っていた以上をやったつもりだったが、親方から見たら間違っていた。自分では降りているつもりだったが、腰が少し違うと。しっかり指摘されたので初日に向けて作っていきたい」。巡業はいろんな力士と稽古できる良さもあるが、部屋での稽古も師匠の下で修正できる利点もあり「師匠の下が一番ですね」という。

 名古屋場所は豊昇龍が途中休場するなか、平幕に4敗したものの15日間完走して11勝4敗。番付も初めて東の正位になった。「師匠に“大関になったら東の正大関、横綱でも東の正横綱を目指せ”と言われてきた。気を引き締めてやりたい」。名古屋での調整は関取との稽古が2日間だっただけに「(優勝した)3月、5月の場所前のように番数を増やしていかないと、名古屋と同じ思いをする、その苦い経験をしないようにギアを上げてやりたい」と横綱2場所目への決意をのぞかせた。
 

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