【バドミントン】山口茜 世界選手権3度目の金メダル「これからも頑張っていく自信に」

[ 2025年9月1日 04:37 ]

バドミントン 世界選手権最終日 ( 2025年8月31日    パリ )

女子シングルスで優勝し、金メダルを手に笑顔の山口茜(手前左)(ロイター)

 各種目の決勝が31日に行われ、女子シングルスで山口茜(28=再春館製薬所)が2―0で陳雨菲(チン・ウヒ、27=中国)を下し、21、22年大会に続く3度目の優勝を果たした。30日には女子ダブルスで岩永鈴(26)、中西貴映(29)組(BIPROGY)が準決勝で敗れたものの3位決定戦がないため、志田千陽(28)、松山奈未(27)組(再春館製薬所)とともに銅メダルを獲得した。

 円熟味を増し、山口が3度目の世界女王の座に就いた。21年東京五輪金メダルの陳雨菲をストレートで撃破すると、観客の祝福に両手を挙げて応えた。28歳で迎えた今大会。持ち味のスピードだけでなく、守りから主導権を握るプレーで豊富な経験も見せつけた。

 19歳で16年リオデジャネイロ五輪代表となり、若くして世界の舞台で戦ってきた。女子選手では珍しく、飛びついての強打やトリッキーな動きを駆使する。体への負荷が高いスタイルでもあり、昨年末には右ふくらはぎを負傷。今季は不本意な成績が続いたが、「めげずに、こつこつやってきた」という。ケガは治り、今季最大の大会に照準は合った。

 日本代表合宿では男子代表とのゲーム練習を実施。速いスピードの中で精度を上げる練習を重ね、さらなる進化を図った。所属先の橋本博且コーチは「スピードは連覇した21、22年大会が全盛期だろうが、引き出しはどんどん増える」と証言する。世代交代が進む中で健在を示す、日本勢初の3つ目の金メダルになった。

 ▼山口茜 凄くいい大会になった。今季はなかなか上位に食い込めずにいたので、向かっていく気持ちを持って臨んだのが良かった。大会前はスピードを上げる準備をして、それがプレーにも出せた。そういう努力が必ず実るわけではないが、これからも頑張っていく自信になった。

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