【卓球】張本智和 進化証明!3年ぶり2度目タイトル 過去2勝12敗の世界王者を撃破し「成長」有言実行

[ 2025年8月11日 20:43 ]

卓球WTTチャンピオンズ最終日 ( 2025年8月11日    横浜BUNTAI )

 男子シングルス決勝 中国の王楚欽からポイントを奪い、ガッツポーズする張本智和=横浜BUNTAI
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 男子シングルス準決勝と決勝が行われ、世界ランキング4位の張本智和(22=トヨタ自動車)が優勝した。準決勝でカナク・ジャ(25=米国)を4―1で下し、決勝は同2位で今年の世界選手権王者の王楚欽(オウ・ソキン、25=中国)を4―2で撃破。チャンピオンズでは22年7月の第1回大会以来、3年ぶりのタイトル獲得となった。女子シングルスは陳幸同(チン・コウドウ、28=中国)が中国勢同士の決勝を制して優勝した。

 勝った直後、張本智は観客をあおるように両手を突き上げて喜びを表した。世界王者を相手にいきなり3ゲーム連取。その後2ゲームは競り負けたが、メディカルタイムアウトを取った第6ゲームも11―4と圧倒した。国内初開催の今大会。地元の応援も届いてはいたが、声援の大きさでは中国の熱狂的なファンによる「ジャーヨ!(頑張れの意味)」コールの方が上回っていた。もはや“アウェー”に近い異様な雰囲気。その中でも強さを発揮した。

 今年5月の世界選手権で優勝した強敵には、過去の国際大会で直近8連敗を含む2勝12敗と大きく負け越していた。「格上なので自分は向かっていくだけ。チャレンジャーの気持ちで頑張りたい」と強い気持ちで臨んだ。

 国際大会の優勝からは3年間遠ざかっており、昨年11月に北九州市で行われたWTTファイナルズでは準優勝だった。「次は絶対に勝たないと意味がない。2位では福岡の時と同じになる。成長した姿を見せたい」と話していた通り進化を遂げて世界を制した。(前川 晋作)

 ▽WTTチャンピオンズ WTT(国際卓球連盟の子会社)が運営する国際大会の一つ。男女の世界ランキング上位32人およびWTT指名のワイルドカードの選手が出場し、一つの卓球台を使用してシングルスのみで争う。22年7月にハンガリー・ブダペストで初めて開催され、第13回となる今回は初めて日本で開催された。

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