【ラグビー】女子日本代表LO吉村「この大会を将来の日本代表へとつなげて」8・1コベルコカップ開幕

[ 2025年7月31日 12:24 ]

コベルコカップに臨む高校生にメッセージを送った吉村
Photo By スポニチ

 「KOBELCO CUP 2025」第21回全国高等学校合同チームラグビーフットボール大会と、第15回全国高等学校女子合同チームラグビーフットボール大会(特別協賛・KOBELCOグループ)は8月1日から長野県上田市菅平高原で試合が開催される。女子日本代表LO吉村乙華(24=アルカス熊谷)が、節目の第15回大会に臨む女子選手にエールを送った。(取材・構成 西海 康平)

 月日が流れても、憧れの場所に立った日々を思い出すと吉村は笑みを浮かべる。東筑では男子と練習しており、普段は7人制でしか試合をすることができなかった。その中で、初めて15人制に触れたのが「KOBELCO CUP」だった。

 「もともと、ラグビーを始めた時からセブンズ(7人制)しかやってこなかった。15人制の楽しさ、そして女子の代表があることも再認識し、15人制でも代表になれたらという気持ちを持てた」

 高1と高3で大会に出場。ともに優勝には届かなかったが「最高峰のレベル」を肌で感じ取れたことは大きな財産になった。15人制で全国を知る機会がなければ、その後の人生は変わっていたかもしれない。

 「やっぱりコベルコカップは、女子の高校生にとって15人制を経験できる本当に唯一の大会だと思う。楽しんで、全力でパフォーマンスを発揮して、自分の強みも出してもらって。それが今後、日本代表への道につながると思う。この大会を将来の日本代表へとつなげてほしい」

 吉村自身、さらなる進化を目指して高校卒業後は親元を離れて立正大へ進学した。高1で右膝前十字じん帯を、大学1年で左膝前十字じん帯を断裂。大ケガを乗り越え、22年の女子W杯ニュージーランド大会に出場した。あれから3年――。日本代表の中心メンバーとなり、今年8月に開幕する女子W杯イングランド大会に臨もうとしている。

 「もともと、自分はディフェンスが好きな選手だけど、この3年間はアタックも強みにしようとやってきた。コンディションでも、前回のW杯はケガをしてから2年で至らないところもあったけど、今は体も強くなってタフになっている」

 そう自信を示した24歳。自らの礎となった「KOBELCO CUP」に挑む選手たちへの思いを改めて問われると「思いっきり楽しんでほしい」とエールを送った。

 ◇吉村 乙華(よしむら・おとか)2001年(平13)5月15日生まれ、福岡県北九州市出身の24歳。父の勧めで中学1年から「福岡レディース」でラグビーを始める。東筑を経て立正大に進学し、21年11月のアイルランド戦で日本代表初キャップ。アルカス熊谷所属。1メートル74、83キロ。LO。

続きを表示

「羽生結弦」特集記事

「テニス」特集記事

スポーツの2025年7月31日のニュース