安青錦「21歳なんでこれから」11勝で3場所連続三賞 2敗琴勝峰に突き落とされる

[ 2025年7月27日 18:40 ]

大相撲名古屋場所千秋楽 ( 2025年7月27日    IGアリーナ )

<大相撲名古屋場所千秋楽>琴勝峰(左)に突き落としで敗れた安青錦(右)(撮影・椎名 航)
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 ここまで3敗の東前頭筆頭・安青錦(21=安治川部屋)は2敗の東前頭15枚目・琴勝峰(25=佐渡ケ嶽部屋)に突き落とされ、琴勝峰に初優勝を許すと共に11勝4敗で15日間の戦いを終えた。

 立ち合いで押し込まれ、押し返そうとしたところで引かれ、足が出なかった。「いつもの立ち合いができなかった。自分の相撲人生はこれから。来場所こそ経験を生かしたい」と安青錦は巻き返しを誓った。

 母国ウクライナで相撲と共に幼少から親しんだレスリング。その影響もあり、顔を上げない前傾姿勢がトレードマークだった。取り口を支えるバランス感覚、体幹や足腰の強さゆえ、両手から前へ落ちての敗戦は珍しい。今場所初。先場所10日目、若隆景に肩すかしで敗れて以来だろう。

 入幕3場所目で初の上位総当たりの15日間。勝ち越せたどころか優勝争いを引っ張り、3場所連続三賞となる初の技能賞を獲得した。今場所ようやくチョンマゲが結えた草野に先手先手を許して寄り切られ、3敗に後退して部屋へ戻った14日目夜。「お前も人の子だな。怪物だと思っていたけれど」。安青錦が、師匠の安治川親方(元関脇・安美錦)からかけられた言葉だ。「緊張した」と敗因を語る安青錦に、「今この状況にいられることに感謝して、(千秋楽は)勝ってこい」。険しかった表情が柔らかくなったという。

 「21歳なんでこれから。技能賞は相撲を認めてもらえた。もっと強くなりたい」。師匠も認めた怪物はまた強くなって今度は秋場所(9月14日初日・両国国技館)の土俵へ帰ってくる。

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