大の里 優勝絶望的 まさかの4個の金星配給 昭和以降の新横綱で単独ワースト

[ 2025年7月26日 04:45 ]

大相撲名古屋場所13日目 ( 2025年7月25日    IGアリーナ )

4敗目を喫した大の里
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 新横綱の大の里が琴勝峰の上手投げに屈し4敗目を喫した。史上8人目の3場所連続優勝は絶望的。4個の金星配給は昭和以降の新横綱で単独ワーストとなった。初金星を挙げた琴勝峰は安青錦とともに2敗で首位を並走。1差に大関・琴桜を破った熱海富士と新入幕の草野の伊勢ケ浜勢の平幕が2人。優勝争いは事実上、初優勝を目指す平幕4人に絞られた。

 この光景を1場所で4度も見ると誰が想像しただろうか。座布団が激しく舞う中で大の里が自らを責めるように顔をしかめた。琴勝峰の投げに屈し4敗目。首位とは2差となり、3場所連続Vが絶望的となった。うなだれた表情で西の支度部屋に戻ってくると、報道陣の質問には終始目を閉じたまま。か細い声で「これからしっかりと集中して頑張ります」と声を絞り出した。

 立ち合いから得意の右が入り、まわしをしっかりと引き左おっつけから前に出た。しかし、そこからの攻めが甘かった。琴勝峰は体を開きながらの上手投げ。横綱は対応できず土俵下に転落した。新横綱で4つの金星配給はワースト。しかも琴勝峰は18枚も下位の前頭15枚目。横綱が10枚目以下に敗れるのは前代未聞の屈辱だ。

 年6場所制では過去5人しか成しえてない新横綱V。負けられない重圧に加え、過去2年の勝率が5割9分1厘と最も苦手な場所で、大きな試練を突きつけられた。九重審判長(元大関・千代大海)は「新横綱場所はそんなにうまくいくものではないよ」と察したが、唯一無二の戦歴を誇る男はこのままでは終わらないはず。「しっかり切り替えて頑張りたい」。相撲人生においても大事な2日間となりそうだ。

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