【玉ノ井親方 視点】勝ち越し一番乗り・一山本 安定した前傾姿勢が好調のバロメーター

[ 2025年7月21日 19:35 ]

大相撲名古屋場所9日目 ( 2025年7月21日    IGアリーナ )

<名古屋場所・9日目> 豪ノ山(右)を引き落としで破る一山本 (撮影・亀井 直樹)
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 厳しい暑さが連日続く名古屋で、31歳の一山本が存在感を示している。同じ突き押し相撲の豪ノ山に頭から当たって突き放し、タイミング良く引き落として、勝ち越し一番乗りを決めた。

 上背があり、長いリーチを生かして突っ張るスタイルは阿炎に似ている。ただ、前傾姿勢を保って取れるところは、阿炎にはない部分。今場所はその形が安定している。頭を低くしてむやみに前に出ていかず、相手との間合いを保ちながら小刻みに突っ張りを繰り出している。常に相手を正面に置いて取っているので危なげがない。

 8日目の熱海富士戦では馬力のある相手に押し込まれたが、右から出し投げを打って逆転勝ち。そういう技がとっさに出るのも体がよく動いている証拠だ。後半戦は上位と当たる可能性が高いが、猛暑を吹き飛ばすベテランの頑張りを期待したい。(元大関・栃東)

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