バレー男子 石川が決勝大会進出へ導いた 復帰即米国ストレート倒

[ 2025年7月21日 04:25 ]

バレーボール ネーションリーグ男子1次リーグ ( 2025年7月20日    千葉ポートアリーナ )

<バレーボール・ネーションズリーグ 日本・米国>第3セット、得点が決まり喜ぶ石川(左)(撮影・小海途 良幹)
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 最終戦が行われ、昨年準優勝の日本はパリ五輪銅メダルの米国を3―0で下して通算8勝4敗とし、7位以内確定で決勝大会進出を決めた。前戦のブラジル戦をコンディション不良で欠場した主将の石川祐希(29=ペルージャ)が先発。高橋藍(23=サントリー)とのダブルエースでチームを勝利に導いた。30日開幕の決勝大会は、開催国の中国を含む8チームで争う。

 普段は冷静沈着な石川が吠えた。第1セットの12―13でリードを許していた場面。レフトから強烈なスパイクを叩き込み、ブロックアウトで2連続得点を奪って逆転した瞬間だ。ここで日本に流れをもたらし、パリ五輪銅メダルの難敵にストレート勝ち。頼れる主将が、決勝大会進出が懸かった大一番でチームをけん引した。

 「しっかりと勝ち切ることを意識した。勝って決勝大会進出を決められたので、そこは良かったと思う」

 イタリアでの10季目を終え、千葉大会からチームに合流した。エースとして2連勝に貢献したが、18日のブラジル戦は右肩などのコンディション不良でメンバー外。観客席から見た同戦はストレート負けし、試合後に自ら円陣に加わり仲間に語りかけた。「今回の負けで反省することは分かるが、米国戦で勝ち切ることが大事」。その言葉に加え、プレーでもチームを鼓舞。この日も痛み止めを飲みながらの戦いだったが、7得点と要所での存在感は抜群だった。

 今季から指揮を執るロラン・ティリ監督(61)は「チームの柱。スキルと影響力は知っていた。その影響力を良い形でチームに与えてくれた」と称えた。決勝大会は一発勝負のトーナメント方式となる。一昨年は銅、昨年は銀だった。「表彰台に上るためにどう戦うか。まずは準々決勝、勝ち上がりたい」と石川。29歳の視線の先には、もちろん初の金メダルがある。(中村 文香)

 ≪藍「うれしい」18点で貢献≫高橋藍が合流後初となるチーム最多の18点をマークした。要所でアタックを効果的に決め、ゲームポイントもマーク。「勝つことを意識してやっていた。冷静にプレーできた」と振り返り、「(18点は)うれしいし、貢献できた」と語った。決勝大会に向けて「日本ラウンドより強くなった自分たちを見せたい。自信をつけて帰ってきたい」と闘志を高めた。

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