藤ノ川 御嶽海を突き落として5連勝 まるで「牛若丸対弁慶」新入幕が53キロ重い元大関に逆転勝ち

[ 2025年7月19日 19:45 ]

大相撲名古屋場所7日日 ( 2025年7月19日    IGアリーナ )

<大相撲名古屋場所7日目>御嶽海(右)を突き落としで破る藤ノ川(撮影・亀井 直樹)
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 西前頭14枚目・藤ノ川(20=伊勢ノ海部屋)がただ一人全勝の西前頭16枚目・御嶽海(32=出羽海部屋)を突き落とし、2敗を守るとともに全勝を消滅させた。

 立ち合いは右上手狙いで右へ変化。ところが幕内優勝3回を数える元大関の圧力に回り込むのが精いっぱい。土俵を半周し、両足が俵に付く絶体絶命のピンチから逆転した。

 「きょうはあまりいい相撲じゃない。でも相手は全勝。調子いいのかな?」

 発奮材料があるという。弟の東幕下54枚目・碇潟(18=伊勢ノ海部屋)が初日から4連勝。取組へ向け、名古屋市西区の部屋を出るのがちょうど碇潟の取組の時間帯だそうで、「出発する前にアイツの相撲を(テレビで)見てから行くので。負けないように頑張ります」。

 父の甲山親方(元幕内・大碇)は「弟も負けん気が強いので。相乗効果ですかね。思った動きができていると思います」。場所前の新入幕会見で、長男への期待として「令和の牛若丸に」と語った。甲山親方の師匠・先代伊勢ノ海親方(4代目藤ノ川)の現役時代の愛称が「牛若丸」。この日、53キロ重い170キロある御嶽海との対戦は「牛若丸対弁慶」と言えた。中入り前半戦を、幕内2番目の軽量力士が沸かせている。

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