【世界水泳】7年前まで「海に入ったことがなかった」21歳が快挙 梶本一花OWS5キロで日本勢初メダル

[ 2025年7月18日 19:16 ]

水泳世界選手権第8日 ( 2025年7月18日    シンガポール )

銅メダルを手に笑顔の梶本一花(AP)
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 オープンウオーター(OWS)女子5キロで、梶本一花(21=枚方SS)が1時間2分28秒9で銅メダルを獲得した。5キロは非五輪種目ながら、OWSでのメダル獲得は五輪を含む世界大会で日本勢初の快挙。今大会の日本勢でもメダル第1号となった。

 梶本は競泳の自由形3種目にも出場する二刀流スイマー。16日のOWS10キロでも8位で日本勢初入賞と健闘していた。中1日で迎えた5キロは中盤まで中位に付け、周回コースの最終3周目にロングスパート。スタミナ切れのライバルたちを1人また1人と抜き去ると、最後の直線で5人によるメダル争いを制した。

 大阪出身で枚方SSでは04年アテネ五輪女子200メートルバタフライ銅メダルの中西悠子さんを育てた太田伸氏(現日本代表ヘッドコーチ)に師事。二刀流に踏み出したのは中3の時に長距離強化の一環として同コーチに勧められたのがきっかけで、「OWSを始めるまで海に入ったことがなかった。初めて入ったのが5キロの試合の時。頭までもぐるのが怖くて、最初は嫌々だった」という。

 その後も「お父さんみたいな感じ」という太田コーチのメリハリの利いた指導の下で実力を付け、2年前の23年世界選手権に初出場。昨夏のパリ五輪代表入りはならなかったが、シンガポールの地で快挙を成し遂げた。

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