【バドミントン】渡辺航貴が世界6位に逆転勝ち ジャパンオープン男子シングルス2回戦

[ 2025年7月17日 12:32 ]

バドミントン・ジャパンオープン第3日 ( 2025年7月17日    東京体育館 )

渡辺航貴
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 男子シングルス2回戦で、世界21位の渡辺航貴(26=BIPROGY)が、世界6位で第6シードのチョウ・ティエンチェ(35=台湾)をファイナルゲームの激闘の末に破り、準々決勝に進出した。第1ゲームは16―21で落としたが、ジュースにもつれ込んだ第2ゲームを24―22で奪い、最後は21―17で押し切った。

 ラケットを放り投げ、コートに座り込んで両手を突き上げた。1時間29分の激闘が終わった直後に、渡辺の雄叫びが大歓声の中に響いた。「向かっていく気持ちでできた。応援の力が大きかった」。格上に勝ちきった充実感が、表情にみなぎった。

 3度の五輪出場を誇るチョウは、1メートル80の長身から放つスマッシュで、35歳の今季も好調を維持している。ツアーランク最上位の6月のインドネシアオープンで準優勝するなど、ワールドツアーの獲得ポイントでは世界1位だ。対する渡辺は昨季は世界ランク11位まで上昇したものの、今季は結果が出ていなかった。

 「去年はうまくいきすぎた。調子に乗っていた」と言う。「チャレンジャーの気持ちを忘れていた。今は死ぬまでチャレンジャーです」。気持ちを切り替えて今大会に臨んだ。勝負の分岐点となった第2ゲームを粘り抜くと、「(ファイナルゲームは)自分もきつかった。最後まで気持ちを折らさずにできた」と挑戦の気持ちを途切れさせなかった。

 1メートル67と、男子シングルスの中では際立って身長が低い。「小さくても世界で勝てるんだと、子どもたちに見せたい」と言い続けてきた渡辺が、見事に結果で表現した。「自分にとってもプラスになる勝利だった」。準々決勝も挑戦し続ける。

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