【レスリング】ウクライナ選手 ロシア勢とは「握手はしない」世界選手権に向け本音吐露

[ 2025年6月30日 20:04 ]

日体大で練習中のウクライナ男子フリースタイル代表のワシリ・ミハイロフ
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 ウクライナのレスリング男子フリースタイル代表で、五輪2大会に連続出場中のワシリ・ミハイロフ(30)が30日、現在練習を行っている横浜市の日体大健志台キャンパスで取材に応じ、「とても雰囲気の良い中で、みんなが心を込めて練習を行っている」と話した。

 ロシアによる侵攻を受けるウクライナ代表は、自国で練習環境が整わず、各国を転々としながら練習を行っている。今回は昨夏のパリ五輪で5人の金メダリストを輩出した日体大に依頼し、7月6日までの2週間の予定で合同練習を行っている。この日の練習にも57キロ級の樋口黎(ミキハウス)や、女子の藤波朱理(日体大)らが参加。「日本の選手は練習が始まってもいないのに掃除をする。ウクライナでは開始30分前に来ることはないので、感動している」と話した。

 ミハイロフは現在もロシア軍による攻撃がやまない南部のオデーサが拠点。日体大との合同練習後は一旦帰国予定だが、「ミサイルが飛んでくるので、とても大変。警報が鳴ると避難場所に行かないといけない」と生々しい現実を語った。

 パリ五輪でロシアのレスリング連盟は個人の資格による参加を拒否したものの、9月の世界選手権(ザグレブ)には選手を送り込む見通しとなっている。もしロシア選手と対戦することになったら?と質問を受けたミハイロフは、「スポーツなので頑張るだけ。勝ちたい気持ちはさらに強くなると思う。でも握手はしない」と決然たる思いを語った。

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