久保凛 9月の世界陸上へ参加標準記録突破が目標 日本選手権での「優勝は必須」

[ 2025年6月26日 04:45 ]

色紙に「頂」と書き込んだ久保
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 陸上の女子800メートル日本記録保持者の久保凛(17=東大阪大敬愛高)が25日、長野県の菅平高原で練習を公開した。9月の世界選手権東京大会の代表選考会を兼ねる日本選手権(7月4~6日、国立)に向けた高地合宿中で、参加標準記録(1分59秒00)突破が一つのターゲット。自国開催の世界大会に出場するのはもちろん、大舞台での目標には「決勝進出」を掲げた。

 菅平高原にある標高1300メートルのトラックで、久保は走り込んでいた。東大阪大敬愛高のチームメート3人と4泊5日の合宿を張り、この日が3日目。坂道でのジョギングなどで汗を流した後、レースでのフォームを意識しながら、スピードを上げて150メートルを走る練習に取り組んだ。日本選手権に向けて、調整は順調だ。

 「1カ月前にここ(菅平)に来たときよりも、ポイント練習などでレベルを上げられている。(日本選手権は)優勝は必須で、標準記録を切って世界陸上に出場するのが一番の目標です」

 4日間で5レースを走った近畿高校総体を終え、1週間程度は疲労を抜くことを重視。23日から菅平に入り、低酸素の地で再び練習の強度を上げてきた。

 高校2年生で臨んだ昨年の日本選手権を制し、7月の記録会で日本記録(1分59秒93)を樹立した。そこからタイムの更新はなくても、2分フラットに近い記録をリラックスした状態で出せており「あんまり焦らずに取り組んでいる」という。最近の課題としてきた2周目に関しても、菅平で持久力も鍛えている。

 東京開催の世界選手権に出場するのはもちろん、そこで結果を残す姿を思い描く。「たくさんの方に見ていただけるチャンス。楽しく走りたいし、一本でも多く走りたい。絶対に自己ベストを更新して、ファイナル(決勝)に残って入賞したい」。好きな文字として色紙に「頂」と書き込んだ17歳。大きな野望を胸に、まずは日本一を懸けた戦いに臨む。

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