【レスリング明治杯】吉田泰造が連覇王手「自分の良さが出た」練習がきつくて体重は1キロアンダーも

[ 2025年6月19日 20:14 ]

レスリング明治杯全日本選抜選手権第1日 ( 2025年6月19日    東京体育館 )

<明治杯全日本選抜レスリング選手権第1日>男子グレコローマンスタイル82キロ級準決勝、相手を圧倒する吉田泰造(右)(撮影・小海途 良幹)
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 男子グレコローマンスタイル82キロ級で、昨年12月の全日本選手権を制した前年王者の吉田泰造(19=日体大)が初戦から2連勝で、あす20日の決勝進出を決めた。吉田は2年連続の優勝を決めれば、9月の世界選手権(ザグレブ)代表に内定する。

 2試合連続のテクニカルスペリオリティー勝ちで決勝に駒を進めた吉田は、「自分から攻めて、点を取って、自分の良さが出た」とうなずいた。いずれも第1ピリオドで早々と勝負を決める圧勝劇。持ち味の一つである、相撲経験を生かした押し込みは「あまり納得いくパフォーマンスではなかった。対策された」と首をひねったが、「気持ちを落ち着けて、明日は集中したい」と話した。

 昨年3月、日本男子で史上最年少となる17歳でアジア王者に輝いた期待の大器。香川県高松市出身でクラブから中高大とパリ五輪77キロ級金メダルの日下尚と同じ経歴を持ち、これまでも先輩の背中を追い掛けてきた。今回はシニアレベルでは初めて同時出場する大会とあって、「尚先輩とダブル優勝を目指したい」と意気込む。

 今年4月に日体大に入学。元五輪代表の松本慎吾監督が率いる最強軍団の一員に加わり、「練習がきつすぎて。レベルが高い人たちと毎日練習できている。凄く強くなる環境」と話すが、あまりのきつさに体重がダウン。高校時代は通常85キロほどだったというが、「今日は1キロアンダーで出場した。体重が増えなくて、いま悩んでいるところ」と打ち明けた。

 授業のない毎週火曜日の4限目には、松本監督とマンツーマンでスパーリングを行う。パリ五輪前には日下や67キロ級代表の曽我部京太郎も受けていた英才教育を早くも受けているのは、期待の表れ。「まだ点を取れていない」と師匠の壁は厚いが、日下とのスパーリングでは「最初はボコボコにやられたが、練習を続けて尚さんのレスリングに慣れてきたし、少しずつ戦えている」と成長を実感していた。

 この日午前の計量後には、日下と同様にコンビニで購入したぶっかけうどんを口にかき込んでリカバリー。「明日もコンビニで買いたいと思います」と先輩同様のルーティンをこなし、再び頂点へと駆け上がる。

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