【玉ノ井親方 視点】大の里と琴桜の勢いの差がはっきりと出た一番 全勝優勝できればスケールアップできる

[ 2025年5月23日 19:48 ]

大相撲夏場所13日目 ( 2025年5月23日    両国国技館 )

<大相撲夏場所・13日目>琴桜(左)を寄り切りで破る大の里(撮影・藤山 由理)
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 琴桜に先輩大関の意地を見せてほしかったが、2人の勢いの差がはっきりと出た一番だった。大の里は完璧な相撲を取った。左差しを狙う相手の腕を下からおっつけて封じ、右をねじ込んで一気に勝負を決めた。

 今場所は前に出る圧力に加え、左のおっつけにも磨きがかかった。1メートル92、191キロの大きな体で、あれだけおっつけがうまい力士も珍しい。普通は私や3代目若乃花さんのようにサイズに恵まれない力士が武器にするものだからだ。

 上背のある力士は相手の肩越しにまわしを取って振り回すこともできるが、大の里は決してそういう相撲を取らない。差して前に出る自分の形を持っているからケガも少ない。

 残り2番をしっかり締めて、全勝優勝ができれば、自信も増してさらにスケールアップできるはずだ。
(元大関・栃東)

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