岩井ツインズ妹の千怜が連覇「もっと上に行きたい」英語の習得度「2%」も英国人キャディー助言が力に

[ 2025年3月10日 04:00 ]

女子ゴルフツアー ダイキン・オーキッド・レディース ( 2025年3月9日    沖縄県 琉球GC(6610ヤード、パー72) )

<ダイキンオーキッドレディース 最終日>優勝した岩井千(右)は姉の岩井明と抱き合って喜ぶ (撮影・西川祐介)
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 1打差の2位から出た前回大会覇者の岩井千怜(22=Honda)が7バーディー、1ボギーの66をマークし、通算10アンダーで逆転し、大会2連覇を飾った。ツアー通算8勝目。今季から米ツアーに主戦場を移した岩井ツインズの妹がスポット参戦した大会で強さを見せつけた。

 最終18番、2・5メートルのウイニングパットを沈めると、岩井千は歓声に手を上げて応えた。23、24年のRKB×三井松島レディースに続く自身2度目の同一大会2連覇を成し遂げ「ホッとしています。プレー中は連覇とか考えてなくて、一打一打集中した結果が連覇という形なのでうれしい」と白い歯を見せた。

 菅と激しく競り合った。1打ビハインドで折り返すと10番で6メートルをねじ込み、12番では2・5メートルの好機をものにした。単独首位で迎えた16番パー3では5Iで30センチにぴたり。リードを4打に広げ「(優勝を)確信した」。

 今季から米ツアーに本格参戦し、2戦で獲得ポイント0。同週のブルーベイLPGAは出場資格はあったが、エントリーミスで欠場。ポイントを稼ぎたい状況に「出られないのは悔しかった」。それでも「気持ちを切り替えて頑張ろう」と国内開幕戦に出場し、雑念を消して結果を出した。

 初戦から明愛とコンビを組みホンダLPGAで2位躍進を支えたマーク・ウォリントン氏にバッグを託した。英国人キャディーは「ステイ・カーム(落ち着いて)」と声をかけ、ミスを引きずっていると「過去や先のことは考えなくていい。今に集中しよう」と迷いを振り払ってくれた。英語の習得度は「2%」と笑うが、新相棒の言葉も力になった。

 ツアー8勝目を挙げても満足感はない。「ここがゴールじゃない。優勝してもここで止まらないぞという気持ち。もっと上に行きたい」。次戦のVポイント×SMBCレディース(21日開幕、千葉)でも上位を目指す。 (福永 稔彦)

【菅は71 10代完全Vならず】
 首位でスタートした菅は史上初10代での4日間大会完全優勝には届かなかった。32パットを叩いてグリーン上で苦しみながらも、71と粘って自己最高の2位。最終日に崩れて優勝を逃した昨年の住友生命レディース東海クラシックと比べて「最後まで諦めずにできた」とメンタル面で成長を実感。目標とする10代での優勝(20歳となる5月17日の誕生日まで)へ向け「自分の成長を見られたので、しっかり調整したい」と気持ちを切り替えた。

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