【玉ノ井親方の視点】今場所の大の里は“らしさ”が戻ってきた 前に出る気持ちが内容に表れている

[ 2025年3月10日 19:13 ]

大相撲春場所2日目 ( 2025年3月10日    エディオンアリーナ大阪 )

<大相撲春場所所2日目>霧島(左)を押し出しで破った大の里 (撮影・奥 調)
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 九州場所で新大関になった大の里は、先場所まではいつもと違う緊張感や重圧を感じていたようだが、今場所は“らしさ”が戻ってきた。

 霧島戦は右を差しながら前に出る相撲で圧倒した。

 霧島は大の里と過去5戦5敗。相性が悪かっただけに、立ち合いで腕をクロスさせながら当たり、上手を狙ったが、下から突き上げられて上体を起こされ簡単に土俵を割ってしまった。それだけ大の里の出足に威力があったということだろう。

 今場所の大の里は自分の相撲を取り切ろう、前に出ていこうという気持ちが相撲内容に表れている。大関3場所目で、精神的にも落ち着きが出てきた印象だ。体の張りも先場所よりはある。

 豊昇龍が新横綱に昇進し、横綱不在は解消された。だが、優勝争いを引っ張る存在として、大関陣にかかる期待は大きい。

 ただ、大事なのはそいうことをあまり意識せず、自分の相撲を取り切ることに集中することだ。あまり考えすぎると体が動かなくなる。今日が終わったら、またあすの一番というように、気持ちを切り替え土俵に上がっていくことが、結果につながるはずだ。(元大関・栃東)

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