【羽生結弦さん、語る(2)】野村萬斎とのボレロ「鎮魂と再生の物語、絶対やりたいなと」

[ 2025年3月7日 21:32 ]

<羽生結弦notte stellata2025>演技をする羽生結弦さん(撮影・小海途 良幹)
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 フィギュアスケート男子の五輪連覇者でプロとして活動する羽生結弦さん(30)が座長を務めるアイスショー「羽生結弦 notte stellata 2025」が7日、故郷の宮城・セキスイハイムスーパーアリーナで開幕した。スペシャルゲストの狂言師・野村萬斎(58)とコラボレーションが実現し、平昌五輪のフリー曲で伝説的プログラム「SEIMEI」で鎮魂の思いを込めた。以下は公演後の一問一答。

 ――野村萬斎にとっても10年ぶり。
 「僕自身のことで言うと、やはりこのプロの世界、表現の世界というものにしっかり足を踏み入れてからは本当に弱輩ものでしかないと思っていて。この日本の伝統芸能というものを脈々と引き継がれている方。そして、その芸能の中で特に秀でていらっしゃる方とコラボレーションするということはやっぱ恐れ多いということと、やっぱり自分自身がそこに対してふさわしいスケートを、プロとしての芸術をやっぱり持ち合わせないといけないなということをとてもとても強く感じながらリハーサルからこなしていたので。今日の出来はとりあえず50点ぐらいかなと。本当に緊張しました。(野村萬斎は成長がうれしいと言っていたが)いや、ほど遠いので。精進いたします」

 ――この会場で、このノッテ・ステラータで羽生さんが代表する「SEIMEI」を野村萬斎とやった意味をどう捉えるか。
 「これまでノッテ・ステラータでコラボさせていただいた方々ももちろんそうなんですが、やっぱフィギュアスケートでコラボするということだけを考えるわけじゃなくて。どんな方がコラボレーションとして来てくださったら、ゲストとして来てくださったらすごく格のある、どなたが見ても素晴らしいと言ってくれるショーになるだろうということをいつも考えながら、ゲストのことを企画の方と打ち合わせをしていました。このノッテ・ステラータというものを立ち上げる当初から萬斎さんとはいつかコラボレーションしたいということを話していて。その1つであったやっぱりボレロというものが、鎮魂と再生の物語であるということも含めて、絶対やりたいなと思っていたので。本当にこうやって現実になってみると、まだまだ夢のようにふわふわした感覚では正直あるのですが。ちょっとでもその萬斎さん、野村萬斎という存在を受け入れるに値するスケートやショーの構成に近づけたのかなという風に思えてはいます。手応えとしては」

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