【東京マラソン】青学大・太田蒼生「低体温と低血糖」無念の途中棄権…爆走のち急失速 ホロ苦初マラソン

[ 2025年3月2日 11:53 ]

東京マラソン ( 2025年3月2日    東京都庁~東京駅前の42・195キロ )

<東京マラソン 銀座4丁目交差点>銀座四丁目交差点を走る青学大・太田 (撮影・西川祐介)
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 9月に東京で開催される世界選手権の代表選考会を兼ねて行われ、初マラソンとなった青学大4年の太田蒼生は後半に急失速し、途中棄権となった。

 強力海外勢が形成する超ハイペースの先頭集団に日本勢で唯一、果敢についた太田は、中間点は1時間1分19秒と日本記録2時間4分56秒を大幅に更新するペースで通過。だが、ここからペースが落ちると28キロ過ぎに池田耀平(Kao)、赤崎暁(九電工)らを含む第2集団に吸収され、この集団にもつけなくなった。35キロはなんとか通過したものの、その後に棄権した。

 太田は東京マラソン財団を通じて、「今回のレースは低体温と低血糖により途中で離脱してしまいましたが、前半から自分のやりたいようにレースを運び、世界のレベルを知れて良い経験ができました。オリンピックで金メダルを獲るために一歩踏み出せたと思います。次はもっと長く世界と戦い、3年後にはオリンピックで勝ちます」とコメントを発表した。

 2月2日の別府大分では箱根5区区間新の青学大4年の若林宏樹が2時間6分7秒、24日の大阪では箱根2区区間3位の青学大3年の黒田朝日が2時間6分5秒と、チームメートが学生新記録を連続で更新していたが、青学勢の学生記録3連発はならなかった。

 悪性リンパ腫を公表していたチームメートの皆渡星七さんが死去したことが2月21日に発表され、この日、太田はユニホームに喪章をつけて駆けていたが、ゴールにたどりつくことはできなかった。

 ▼世界選手権代表選考 男女とも最大3枠。JMCシリーズIVのチャンピオンは代表に決定(東京前の暫定首位は男子が小山直城、女子は鈴木優花、小山は参加標準記録2時間6分30秒の突破や世界ランクで条件を満たす必要あり)。東京マラソンで日本新記録を樹立した男子選手が現れれば代表に決定。日本記録が出なかった場合は国内選考会で参加標準記録を突破した選手の中から総合的な判断で選考される。女子は最終選考会が9日の名古屋ウィメンズ。

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