「最後は滋賀代表で」大橋悠依の強い地元愛 滋賀開催の来年の国スポも「ひこにゃん」とともに!

[ 2024年9月15日 04:30 ]

国民スポーツ大会 競泳 ( 2024年9月14日    佐賀・SAGAアクア )

 成年女子200メートル個人メドレー決勝 2位でレースを終えた滋賀・大橋悠依=SAGAサンライズパーク水泳場
Photo By 共同

【記者フリートーク】 21年の年末の表彰イベント。いつも背筋がピンと伸びている大橋に「姿勢が奇麗ですね」と声をかけると、意外な言葉が返ってきた。「油断していると猫背になってしまうので、めっちゃ気をつけています」。東京五輪後に一気に知名度が上がり、気苦労が増えたことを感じさせた。

 地元・滋賀県彦根市のご当地キャラ「ひこにゃん」のイラストが入った勝負靴下をはくなど地元愛が強い。記者も滋賀県出身。東京五輪前はひこにゃんグッズの話題で盛り上がることも多かったが、重圧に苦しんでいた2冠後は緩い話題を振りづらい雰囲気だった。

 大橋が国スポを引退レースにしたのは「滋賀県が大好きなので、最後は滋賀代表の試合を選んだ」のが理由。滋賀で開催される来年の国スポも「どういう役割をいただけるか分からないが、県の方々と相談したい」と積極的に関わる意向を示している。ひこにゃんとともに、プールの外から大会を盛り上げてくれるに違いない。(水泳担当・木本 新也)

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