大の里 無傷の8連勝でただ1人中日勝ち越し! 追う霧島は宇良を押し倒し1敗死守 琴桜は連敗免れ6勝目

[ 2024年9月15日 17:40 ]

大相撲秋場所8日目 ( 2024年9月15日    両国国技館 )

<大相撲秋場所8日目>御嶽海(右)を押し出しで下す大の里(撮影・藤山 由理)
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 大相撲秋場所は15日、東京・両国国技館で8日目の取組が行われた。自己最長の初日から7連勝と単独首位を走る関脇・大の里(24=二所ノ関部屋)は東前頭3枚目・御嶽海(31=出羽海部屋)と対戦。連日の勢いそのままに大関経験者の御嶽海を押し出し、無傷の8連勝でただ1人中日勝ち越しを決めた。

 前日、物言いの付く際どい勝負で平幕・琴勝峰を下した関脇・霧島は、この日、前傾姿勢で攻め込んできた東前頭5枚目・宇良を押し倒して1敗をキープ。7勝1敗と星を伸ばした。

 結びの一番では3勝4敗と黒星先行の大関・豊昇龍が前日に琴桜を破った西前頭3枚目・若元春と対戦。若元春を首投げで下して4勝目を飾った。

 もう1人の大関・琴桜は大関経験者の東前頭4枚目・正代を押し出して勝利。連敗免れ6勝2敗。

 西前頭9枚目・欧勝馬と西前頭7枚目・美ノ海の2敗対決は欧勝馬がはたき込みで下し、6勝目を挙げた。

 8日目の取り組みを終え、8戦全勝は大の里のみ。追う1敗は霧島。2敗勢は琴桜、遠藤、欧勝馬、若隆景、高安、北勝富士、錦木の7人となった。

 今場所初日から休場している横綱・照ノ富士に加え、3日目からは関脇・貴景勝が休場。5年ぶりに大関から陥落し、10勝以上すれば1場所での大関復帰がかなう今場所だったが、慢性的な首の痛みにより場所前は実戦稽古が再開できず初日から2連敗。休場を余儀なくされた。

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