王鵬が翔猿をはたき込み5勝目 自己最高位の西前頭2枚目で奮闘

[ 2024年9月15日 17:35 ]

大相撲秋場所8日目 ( 2024年9月15日    両国国技館 )

<大相撲秋場所8日目>翔猿(右)をはたき込んだ王鵬(撮影・藤山 由理)
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 西前頭2枚目の王鵬(24=大嶽部屋)が西前頭筆頭の翔猿(32=追手風部屋)をはたき込み、5勝3敗とした。

 自己最高位の今場所は5日目に大関・琴桜に5度目の対戦で初勝利を挙げたほか、2日目に大関経験者の貴景勝にも3度目の対戦で初勝利し、6日目に大関・豊昇龍を撃破するなど活躍が目立つ。

 この日は動きのいい翔猿に対し、立ち合いから相手をよく見て突きに徹した。最後は回り込もうとした相手をはたき込み。ABEMA大相撲中継で解説を務めた元横綱・若乃花の花田虎上氏は「いい相撲です。王鵬はいつも引いてしまうけど、よく(引きたくなる気持ちを)耐えてます。立ち合いは頭でいくばかりが全てじゃない。王鵬なら、胸からいくのもいい。今場所の王鵬はノッています」と指摘した。

 王鵬が役力士で対戦を残すのは小結・大栄翔のみ。白星2つ先行で8日目を終え、星を伸ばせば新三役が見えてくる。

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