貴景勝が痛すぎる連敗…大関復帰へ早くも暗雲 2大関は勝利 琴桜は盤石連勝、豊昇龍は初白星

[ 2024年9月9日 17:53 ]

大相撲秋場所2日目 ( 2024年9月8日    両国国技館 )

<大相撲秋場所2日目>寄り切りで王鵬(右)に敗れる貴景勝(撮影・西海健太郎)
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 大相撲秋場所は9日、東京・両国国技館で2日目の取り組みが行われた。一場所での大関復帰を目指す貴景勝(28=常盤山部屋)は西前頭2枚目・王鵬(24=大嶽部屋)に敗れ、痛い連敗となった。

 カド番で迎えた先場所で5勝10敗と負け越し、5年ぶりに大関から関脇に転落した貴景勝。立ち合いで激しく当たったが、そこから足が出ず、最後は寄り切られて痛恨の連敗となった。10勝以上で大関復帰となるが、早くも暗雲が漂ってきた。

 結びの一番では大関・豊昇龍が小結・大栄翔と対戦。立ち合いで右を差すとそのまま寄り切り1勝1敗とした。豊昇龍は名古屋場所12日目の琴桜戦で右内転筋を負傷。優勝争いに名を連ねていたが、無念の途中休場となった。夏巡業も初日から休場し、23日から最後の3日間だけ合流。実戦感覚に不安が残る中で迎えた場所だった。

 8月上旬に腰痛を発症した大関・琴桜は東前頭筆頭・隆の勝と対戦。立ち合いからもろ差しで一気に前に出るとそのまま寄り切り。盤石の連勝となった。

 成績次第で大関昇進の可能性がある関脇・大の里は西前頭筆頭・翔猿と対戦。素早い翔猿の動きに落ち着いて対処し、突き出しで連勝。ちょんまげ大関へ前進した。

 名古屋場所で10度目の優勝を果たした横綱・照ノ富士は初日から休場している。

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