大関獲りへ足場を固めたい平戸海が今場所初白星 若元春を寄り切る

[ 2024年9月9日 17:33 ]

大相撲秋場所2日目 ( 2024年9月9日    両国国技館 )

<大相撲秋場所2日目>若元春(左)を寄り切った平戸海(撮影・西海健太郎)
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 若手注目株、小結の平戸海(24=境川部屋)は西前頭3枚目の若元春(30=荒汐部屋)を寄り切り、今場所初白星を挙げた。7月の名古屋場所は新三役の小結で2桁10勝を挙げ、敢闘賞を受賞。この秋場所も2桁勝利を挙げて大関獲りへ足場を固めたいところだ。

 立ち合いで押し込んだものの、左おっつけの若元春に逆襲された。土俵際へ追い込まれる前に左へ回り込みながら2本差し。逆に一気に寄り切った。

 ABEMA大相撲中継で解説を務めた元幕内・琴恵光の尾車親方は「若元春に攻め込まれても、しっかり動いて対応できている。(立ち合いから)1歩目で平戸海が圧力をかけたこともあるし上半身が柔らかくて、押し込まれても(柔軟に対応できる)奥行きがある感じ」と指摘した。

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