幕内復帰2場所目の若隆景が今場所初白星 明生を押し出す

[ 2024年9月9日 17:14 ]

大相撲秋場所2日目 ( 2024年9月9日    両国国技館 )

<秋場所2日目>明生(右)を押し出す若隆景(撮影・島崎 忠彦)
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 幕内復帰2場所目の東前頭7枚目・若隆景(29=荒汐部屋)は東前頭6枚目の明生(29=立浪部屋)を押し出し、今場所初白星を挙げた。1年ぶりに幕内復帰した名古屋場所は東前頭14枚目で11勝4敗の好成績を残しており、早期の三役復帰が期待される。

 立ち合いは一度つっかけて2度目で成立。左おっつけで相手を崩し、右前まわしをつかんで圧力をかけた。たまらず相手が引いたところを一気に押し出し。

 ABEMA大相撲中継で解説を務めた元幕内・琴恵光の尾車親方は「若隆景は上体が起きないのが強み。体は大きくないけど、前傾姿勢で自分の力が出るポジションにいる」と指摘した。

 この日は若隆景ら大波3兄弟の父で元幕下・若信夫の大波政志さんが砂かぶりで観戦。取組後、豪ノ山へ力水をつける若隆景のすぐ後ろに座る政志さんの姿が映像にとらえられ、尾車親方は「こんなに近いとは。特等席ですね」と驚いていた。

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