森秋彩が予選4位で決勝進出 東京五輪銀の野中生萌は9位で敗退 スポーツクライミング女子複合

[ 2024年8月8日 19:00 ]

パリ五輪第14日 スポーツクライミング ( 2024年8月8日    ルブルジェ・スポーツクライミング会場 )

リード予選に出場した野中生萌(AP)
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 スポーツクライミングの女子複合は予選後半のリードが行われ、決勝(10日)進出の8人が決まった。昨年の世界選手権3位で世界ランキング3位の森秋彩(あい、20=茨城県連盟)はリード1位の96.1点で、11位だった予選前半のボルダーから合計150.1点まで伸ばして予選4位通過。一方、東京五輪銀メダリストで世界ランク8位の野中生萌(みほう、27)はリード10位の51.0点で、7位だったボルダーと合計115.5点で予選9位と、惜しくも決勝進出を逃した。

 髪の色は金をベースに「赤い炎より温度が高い」という青などを加え野中は、ボルダーに比べて苦手としていたリードで20人中15番目に登場。60点台のゾーン目前でホールドにかけた左手を滑らせて落下し、5人を残して暫定5位につけた。だが、森を含む3人に抜かれ、最終競技者で東京五輪金メダルの”絶対女王”ヤンヤ・ガルンブレト(25=スロベニア)の試技中に抜かれた時点で9位に落ち、敗退が決まった。

 リードを得意とする森は20人中19番目の登場。パワーを必要とするゾーンも楽々とクリアし、100点となる完登寸前まで到達して落下したものの、この時点で暫定3位に浮上して決勝進出を決めた。

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