【体操】橋本大輝「持っていないメダルを…」団体総合で金メダル獲得導いた 日本代表が帰国

[ 2024年8月8日 21:39 ]

<パリ五輪体操日本代表 帰国>フォトセッションに臨む(前列左から)萱、岡、橋本(後列左から)谷川、杉野(撮影・五島 佑一郎)
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 パリ五輪に出場した体操男女日本代表が8日、羽田空港に帰国した。到着ロビーに姿を見せると、出迎えた大勢のファンから温かい拍手や、ねぎらいの言葉が送られた。

 橋本大輝(23=セントラルスポーツ)は個人総合で2連覇を目指したが6位。団体総合では、あん馬で落下のミスがあったが、鉄棒の最終演技者として日本の金メダル獲得に貢献した。「団体金メダルを獲得することができて本当に今は幸せ。チームのために戦えて、持っていないメダルを獲得することができたので良かった」と話した。

 21年東京五輪の団体総合では0・103点でロシア・オリンピック委員会(ROC)に敗れ、銀メダル。団体金を獲得した23年世界選手権は、内村航平さんがコーチとして事前合宿から同行。個人総合で五輪2連覇、リオ五輪団体金メダルの立役者が、合宿初日に約1時間のスピーチで自らのノウハウを伝え尽くした。橋本は「3年間パリのために頑張ってきて良かったなと思えるパリ大会だった。試合をやっている内に諦めないことは大事なことなんだなと学ぶこともあった」と振り返った。

 全日本選手権は初優勝の21年から4連覇中。21年東京五輪では個人総合を史上最年少で制し、種目別鉄棒も金メダル。世界選手権では22年に初優勝の個人総合を含む4つのメダルを獲得。昨年は団体総合、個人総合、鉄棒の3冠を達成した。今やってみたいことについては「行き先は決まっていないが、旅行に行きたい」と笑顔で語った。

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