村竹ラシッドが決勝進出!「この世の終わりみたいな気分で…」1組4着 2、3組の結果で日本初の吉報

[ 2024年8月8日 02:25 ]

パリ五輪第13日 陸上 ( 2024年8月7日    フランス競技場 )

準決勝1組で4着も決勝進出を決めた村竹ラシッド(中央、ロイター)

 男子110メートル障害で、日本記録(13秒04)を持つ村竹ラシッド(JAL)が歴史を変えた。

 準決勝は1~3組で、各組上位2人とタイム上位2人が8日(日本時間9日)の決勝に進む。

 1組に登場した村竹が13秒26(追い風0・1メートル)をマーク。4着だったが、タイム上位2人に入り、五輪の同種目で日本勢初となる決勝進出を決めた。

 3組に登場した泉谷駿介(住友電工)は13秒32(追い風0・6メートル)で3着。村竹に0秒06及ばず、準決勝で散った。ファイナル進出を知った村竹は、顔を覆った。

 村竹は「この世の終わりみたいな気分でずっと待っていて…。自分にはどうにもならない状況が心苦しくて。一瞬、泣きそうになって。喜ぶべきことだけど着順で決めたかった」と話した。

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