渡辺雄太「負けばっかりの苦労だらけ」な道のり支えてくれた2人に感謝「これで最後かもと思うと…」

[ 2024年8月7日 09:13 ]

比江島慎、渡辺雄太、富樫勇樹のフランスでの3ショット。富樫勇樹のXから(@YukiTogashi)

 パリ五輪男子バスケットボール日本代表の渡辺雄太(29=千葉)が7日、自身のインスタグラムを更新。戦いを終えた心境を長文で記した。

 渡辺は「日本へ帰国する前日この二人と急遽パリへ」と書き出し、富樫勇樹、比江島慎の後ろ姿を投稿。「いつも当たり前のようにいてくれた彼ら二人。もしかしたら3人とも揃うのはこれで最後かもと思うとなんとも言えない気持ちになりました」と胸中を明かした。

 続けて「2011年当時僕は16歳。誰も僕の事なんて知らない中、突然A代表に招集されました」と振り返り、「その時同じように招集された中にゆうきもまこもいて、無名だった僕とは違い、彼ら二人はすでに世代を代表するスター達でした。僕の憧れでした。そんな二人と気付けばもう13年も代表選手として同じコートでプレーさせてもらいました」としみじみ。「負けばっかりの苦労だらけの道のりでしたが、去年のワールドカップでやっと少しだけ報われた気がしました。まこの“俺ら強くなったな”って一言が本当に全てを表してる気がしました」と比江島の言葉を振り返った。

 「二人とずっとこの先も一緒にまだまだプレーしたいですが、それは彼ら自身が決めること。どのような決断をしても二人と苦楽を共にした13年は忘れません」と感謝。「こんな事言いながら次も3人ともいるかもしれないし、二人かもしれないし、もしかしたら最悪ゼロかもしれない。どうなるか分からないので今伝えておきたいです」とした上で、「日本バスケを長年ずっと背負ってくれてありがとう。あなた達は僕のヒーローです。日本バスケ界のヒーローです」と思いを込めた。

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