水沼尚輝が決勝進出「とてもうれしい」 松元克央は敗退 男子100Mバタフライ準決勝

[ 2024年8月3日 04:17 ]

パリ五輪第8日 競泳 男子100メートルバタフライ準決勝 ( 2024年8月2日    ラデファンス・アリーナ )

水沼尚輝(右)と松元克央
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 競泳男子100メートルバタフライの準決勝が行われ、水沼尚輝(27=新潟医療福祉大職)は2組で51秒08の5位で全体8位で決勝に進出した。松元克央(27=ミツウロコ)は世界記録保持者で21年東京五輪5冠のケイレブ・ドレッセル(米国)らとの1組で51秒69の7位で全体15位となり敗退した。

 2組8レーンの水沼は5位ながらも、51秒08のタイムで1組の4位よりも早く全体8位で決勝進出を決めた。レース後のインタビューでは「とてもうれしい」と笑顔がはじけた。

 また「2組目ということもあったので、1組目の様子が見えてしまう部分がある。それでも自分に集中して、自分らしいレースをしようと泳ぎました」と胸を張った。

 50秒81の日本記録保持者・水沼は、予選では51秒62の全体15位通過。26秒台を目指していた後半が27秒42と伸びなかった。予選から50秒台が7人並ぶ状況に、「世界のレベルが凄くまた上がっている」と驚いていた。

 松元は今大会、男子200メートル自由形、男子800メートルリレーに続く3種目目の登場。午前中の予選は51秒43の全体12位通過だったが、「(33歳で女子200メートル平泳ぎ4位に入った)鈴木聡美さんのレースを見て、ベテランでもしっかりタイムを決勝で上げていく姿に勇気をもらった。やってきたことを信じて頑張りたい」と話していた。

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